こんにちは、なおっぺ@naoppemanです。
今回は庭に雨水浸透桝をDIYで作るという内容になります。
というのも前回の記事で紹介しましたが、我が家の庭は大雨が降るとほぼ水没したような状態になります。
もともと住んでいる地域が夕立ちなどが起きやすいところに住んでいるというのもあります。
ですが、この水没したような状態の庭だと乾燥を好む植物に影響が出てしまう可能性やそもそも水があふれてお向かいに近隣の方に迷惑をかけるかもしれません。
というわけで、大雨などの雨水対策で雨水を浸透する枡を簡易的にですが作っていこうと思います。
この記事の内容はYouTubeのチャンネルで動画で見ることができるのでよろしければ見てみてください。
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大雨の水没は雨どいも原因している
この雨どいは前回の記事でも紹介しましたが、枡などに直結しておらず庭に垂れ流しの状態になります。
なので、大雨が降ると雨水が庭の方へ全て流れてきてしまっています。
今回は雨どいの対策をしませんが、いつか対策をする予定です。
雨どいの水はここのユーカリの木が植えてあるスペースを通って、
最終的に庭の奥まで流れてきています。
なので、ここの雨水の最終地点に雨水浸透桝を作ります。
反対側にももう一か所マスを設置します。
なので今回は合計2か所に雨水浸透桝を作っていきます。
雨水浸透桝とは?
そもそも雨水浸透桝とは何なのか簡単に説明しておきます。
雨水浸透桝とは雨水を地中に浸透させるように処理をする設備のことをいいます。
通常は下の画像のように塩ビやポリプロピレン製の枡の周りを砕石や浸透シートなどを使用して浸透しやすくしたり、浸透しきれなかった水を雨水管などに最終的に排水することもできます。
出典:横浜市
しかし、これほどの設備と費用をかけることができないので、今回はマス材や透水シートなどを使用せずに穴を掘って砂利を敷くという非常に単純な作りの雨水浸透桝を作っていきます。
土をなるべく深く掘る
まずは土を掘っていきますが、庭に植えているグランドカバープランツのクラピアが枡を設置したい位置まで伸びているのでショベルで切り落としてすくうように処理します。
このクラピアは破棄せずまだ伸びていないエリアに植えておきます。
では土起こし器である程度土を掘り起こして掘っていきます。
なるべく雨水が浸透してくれるように深く掘るようにします。
結構いい感じに掘り進めてきました。
だいたい40㎝掘りました。
こんな感じです。
40㎝って意外と大変でした・・・
境界杭に注意!
穴を掘っている左の方に赤い杭が刺さっているのがわかると思います。
これは境界杭というもので、土地の境界を記す測量などでも使用する大切な杭になります。
なので変に触ってズレたりしてはいけないのでここの周りは掘らないのようにしました。
掘った土はふるいに掛けて再利用の予定が失敗!!
掘った土は行き場がないので、ふるいに掛けて砂利は掘った穴に戻し、残った土は家庭菜園で使いまわす予定でした。
ですが、この土が後々気づいたというか今までの土壌改良などをやっていればわかると思うのですが、結構な粘土質なんです。
なので全く家庭菜園に使える状態の土ではなかったのです。
仕方ないので、後日全て取り除くことにしました。
といっても以前家庭菜園をやり始めたときは何も知らず庭の土を混ぜてしまっていました。
もう一か所も穴を掘っていく
先ほど掘った位置の反対側も同じく穴を掘っていきます。
こちらの土は先ほどの土より柔らかかったです。
それでも粘土質の土には変わりがないのですが、
おそらく普段歩くことがない位置なので締め固まってないのだろうと思います。
というわけでここも40㎝ぐらいは穴を掘りました。
土は庭の端に仮置き
先ほどのこともあったし、結構ふるいかけも大変なので2か所目の掘った土は庭の端に仮置きして置きます。
穴に砂利を入れていく
それではここから掘った穴に砂利を入れていきます。
砂利は以前クラピアを植える前に庭の土からふるいで取り除いたものが庭の裏に置いてあったのでその砂利を再利用します。
穴が完全に埋まるまで砂利を投入します。
軽く踏み固めて一か所目の即席の雨水浸透桝が完成です。
もう一か所も砂利を入れていきます。
ついでに庭に転がっていた、いらない岩も入れてしまいます。
即席で作った雨水浸透桝の完成
こんな感じにでただ、穴を掘って砂利を入れただけですが、即席の雨水浸透桝が完成しました。
では実際に効果があるのか検証してみたいと思います。
実際に水をかけて散水試験
どれだけの水を掛けてあふれるのが試してみようと思います。
最初はあふれるまで水を掛け続けようと思っていましたが・・・
1分間かけ続けても、
2分かけても、、
3分間かけ続けても全くあふれる気配がありませんでした!!
これは確実に雨が降った時効果があると思います。
雨水浸透桝を作り大雨洪水対策:まとめ
最後に取り除いたクラピアをまだ伸びていないところに新たに植えておきました。
ちゃんと根が土に接していればだいたいは土から水分を吸って成長をしてくれます。
というわけで今回は砂利で雨水浸透桝を作るという内容でした。
即席で枡材や透水シートなどは使わず穴を掘って砂利を入れるだけというとても簡単な方法でしたが、しっかりと効果がありました。
これで、おそらく大雨が来た時に活躍をすると思います。
最終的な雨への対策はできたので、後は雨どいから流れる雨水が庭に来ないように対策が必要かなと思います。
この記事の内容は動画でも見ることができるのでよろしければ見てみてください。