こんにちは、なおっぺ@naoppemanです。
前回の記事から引き続き自宅の庭のハーブガーデン作りをお伝えしていきます。
前回はハーブガーデンを作るスペースに枕木をカットして囲いを作りました。
そして。今回はハーブガーデンとしてのスペースが決まったので、土づくりをしていきます。
いままでも土壌改良など何度か挑戦していますが、今まではねちゃねちゃの粘土質の土を改善しようとしたり、水はけを少しでも良くしようと何かを植えるための土つくりは行っていませんでした。
なので、今回は明確にハーブを植えるという方向性で土づくりをしっかり行っていこうと思います。
この記事の内容は動画で見ることができるのでよろしければ見てみてください。
自宅の庭のハーブガーデンの位置
ここがハーブガーデンとする位置にあります。
土間コンクリートやブロック以外のところを枕木で囲っています。
真ん中に植えてあるのがユーカリのポポラスという品種の庭木になります。
ユーカリは一般的にはお庭の木として扱われますが、ユーカリの葉はとてもいい香りがしたり、抗菌作用などもあるらしくハーブの一種として扱われることもあるらしいです。
ハーブガーデン内の土の量を減らす
何度か土壌改良している土ですが、いまだに粘土質が完全に改善されていないので、新しく土を作るうえで元の土の量を減らそうという作戦です。
また、家庭菜園側は土が不足気味なのでちょうどいいので家庭菜園側に移して家庭菜園の土と混ぜておくことにしました。
ハーブに適した土とは?
そもそも、ハーブ用の土とはどのような土がいいのかを少し解説しようと思います。
まず、ハーブは水はけが良いことがとても大切です。
ハーブは比較的乾燥気味に育てるのがほとんどです。
なので水はけが悪い土だと根腐れを起こして枯れてしまいます。
つまり水はけが良い土つくりが今回もっとも重要なポイントというわけです。
土の酸度は酸性でもアルカリ性でもなく中性を目指していきます。
ハーブは比較的酸度はあまり影響がなさそうです。
ですが、既に植えてあるユーカリが弱酸性~中性が良いので今回は中性を目指して土つくりをしていきます。
ハーブ用の土はホームセンターでハーブ専用として販売もしていますが今回はブレンドされた土は使用せずに自分で考えて混ぜていきます。
ハーブガーデンにするため今の庭の土の改善点は
今の庭の土の改善すべきポイントはやはり水はけです。
もともと粘土質なため水はけが悪いです。
また、雨が降るとすぐに固くなってしまいます。
これも水はけが悪くなる原因です。
なので、水はけを良くするためにも、カチカチになってしまう土をふかふかにするということと、そもそもの粘土質の改善が必要となります。
ハーブガーデンスペースの土を掘り起こす
次はハーブガーデンスペースの土を掘り起こしていきます。
これは水はけを良くするには表面の土だけでなく、更に底の土も含めて改良しないと水はけは良くならないだろうと思ったからです。
後は元の土と新しく入れる土を混ぜやすくするためという意味もあります。
枕木を設置した時に気づいたのでですが、枕木周辺の土がすごく固いんです。
なので途中から掘り起こし器に持ち替えて掘り返します。
掘っていると何か固いものが出てきました。
まあまあ大きな岩が出てきました。
そういえば家庭菜園を作るときもどでかいフェンスの支柱とブロックが埋まっていました。
ここは昔どうなっていたんでしょうか・・・
更に耕していこうとするとカチカチの粘土層が出てきました。
ピントが合わず見にくいですが、粘土と思われる土がカチカチの状態出てきました。
こんなものが埋まっていたら水も浸透していくわけないなと思いました。
なるべくこの固い層の土は回収して破棄するようにします。
今更ですが、もっと深い位置まで掘ってこのカチカチの土をさらに回収しておいた方が良かったかなと少し後悔しています。
というわけで全体的にも掘り起こしたら、次の作業に移ります。
ハーブガーデン用に今回使用する土の紹介
以前も使用したものから今回初めて使用する材料もあります。
いままでは何となく土壌改良をやってたところが正直ありますが、今回はハーブを植えるのでちょっと本気です!!
ハーブガーデン用の土1.ベースとなる赤玉土
まずはベースとなる土として赤玉土を使用します。
粒の大きさは中粒です、
粒は小さいより大きい方が排水性が高いです。
また、以前は鹿沼土の大粒を用いて排水性の改善を試みましたが、今回はハーブガーデンということで酸度は中性を目指すので、酸度の高い鹿沼土は使用しないことにしました。
粘土質の土の改善のためにそもそも正常な土の割合を高くするというのも改善の一つの方法でかなとも思っています。
ハーブガーデン用の土2.ふかふかにさせる腐葉土
腐葉土は今回は主にふかふかの土つくりのために使用します。
今の土は雨が降るとすぐに固くなってしまいます。
これでは、土の中の水は乾きにくいし微生物も住みにくくとてもハーブが育つ土ではありません。
なので、今回は水はけも考慮してふかふかの土にするために腐葉土を使用して多めに入れていこうと思います。
ハーブガーデン用の土3.酸度調整の有機石灰
石灰は主に酸度調整として使用します。
有機石灰は酸性に偏った土をアルカリ性にする性質があります。
日本の土は雨の影響で弱酸性です。
なのでこのような石灰で酸度を調整しなければいけません。
今回は家に余っていた有機石灰をほどほどに入れておきます。
ハーブガーデン用の土4.水はけへの最大の期待をする川砂
今回水はけを改善するために一番の効果を期待しているのが川砂です。
川砂は土ではないですが、砂の粒が水はけを良くしてくれるとのことです。
家庭菜園などではあまり使用しないみたいですが、ハーブは水はけが最重要なので今回は川砂を入れて徹底的に水はけの改善を行っていきます。
ちなみに川砂は川に行けばもちろん手に入りますが、勝手に川の砂を持ち帰るのは法的にだめらしいです。
ホームセンターに行けば売っているのでケチらず購入しましょう。
ハーブガーデン用の土5.粘土質の改善に秘策のもみ殻
今回いろいろ調べた中で取り入れてみたかった材料がこのもみ殻です。
もみ殻は粘土質の土に効果があり、程よく土に隙間を作ってくれたり、微子物の住みかになったりといいらしいのでぜひとも使ってみたかったんです。
そして、私は田舎に住んでいるので職場の人が米農家をやっているためもみ殻を分けてもらうことができました。
つまりこのもみ殻はタダということになります!!
というわけで、今回はこの赤玉土、費用度、有機石灰、川砂、もみ殻を入れてハーブ用の土を作っていきます。
特に川砂ともみ殻の効果に期待をしています!!
ハーブガーデンスペースに各材料をどんどん投入
では、紹介した土や材料をどんどん投入していきます。
まずは腐葉土を入れました。
腐葉土と土の割合は1:2が標準です。
ですが、今回は元の土がすぐに締め固まって固い土ということもあり多めに入れることにしました。
川砂はガラ袋を一袋分を入れました。
この量も少し入れすぎかなと思いましたが、どうせなら川砂も多めに入れて大きな改善を期待します。
そしてもみ殻です。
もみ殻は粘土質の改善と微生物を増やす効果に期待。
窒素餓死という注意点もあるらしいですが、それほど分解が早いわけではないので大丈夫そう。
それと、ケイ酸という成分が植物を強くする性質があるとのことでどのような効果があるか楽しみな材料です。
これまた多めに撒いておきます。
そしてベースとなる赤玉土を様子を見ながら入れていきます。
一度全体を混ぜてみる
混ぜたらこんな感じです。
赤玉土やもみ殻は見た感じで目立ちます。
さすがに腐葉土や川砂は見た感じだと分かりにくいですね。
触った感じはちょっとふかふかというか軽くなった気がしなくもないです。
そんなすぐは分かりません。。。
残しておいた腐葉土、赤玉土、もみ殻を追加
ここからはさらに残しておいた材料も入れていきます。
腐葉土も結局全部投入します。
赤玉土も全部入れます。
有機石灰と肥料も投入し混ぜる
最後に有機石灰を撒いて酸度の調整をしておきます。
入れる量はそれほど神経質にならずにだいたいです。
それと、マグァンプkという庭にクラピアを植えたときに使用した肥料を混ぜておきます。
後はひたすら全体が混ざるように混ぜていきます。
先に植えてあるユーカリの周りは丁寧に土を入れ替えるように混ぜていきます。
ハーブ用の土づくり完了
全体を均したらハーブ用の土づくりが完了です。
今回混ぜた赤玉土、もみ殻、川砂、腐葉土がもとの土といい感じに混ざり合っています。
見た目は結構もみ殻が結構目立つ感じに仕上がりました。
家庭菜園にももみ殻も入れておきました
元の土を家庭菜園側に入れたので、少し余ったもみ殻を入れて混ぜておくことにします。
来週野菜の種を撒くらしいのでこちらの成長も期待しておきます。
ハーブガーデン作り、土づくり編:まとめ
というわけで、今回はハーブガーデン作りの土づくり編でした。
ハーブ用の土は水はけが大切で、粘土質の土ではハーブは上手く育ちません。
なので、粘土質の改善や水はけが良かったり、土が乾きやすい状態にするために、
今回は腐葉土、川砂、もみ殻を入れてハーブ用の土として作りました。
ハーブを植えるまで念のため1週間ほど寝かせていよいよハーブを植えていこうと思います。
ハーブは今まで育てたことがないので勉強もかねていろんな種類のハーブを植えていこうかなと思います。
まだまだ経験がないですがいろいろ挑戦していこうと思います。
ぜひYouTubeもお越しください!