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集塵機に接続可能なポケットホールジグを紹介 + 安定して作業ができる専用の台を製作

集塵機に接続可能なポケットホールジグを紹介 + 安定して作業ができる専用の台を製作

こんにちは、Naoto@naoppemanです。

 

今回は木工DIYシリーズの商品紹介になります。

早速ですが、ポケットホールジグって皆さんご存知でしょうか?

海外のYoutubeを見ると使用している方が多くいます。

ポケットホールジグとは箱ものや木材をL型に組みたい時などに使用するジグのことです。

この道具を使用すると木材の斜めからきれいにビズを打ち込むことができるので、表面にビスなどが見えなくなるかなり便利なジグになります。

 

そんなジグを今回は紹介していこうと思います。

また、ジグは最初のままだと作業時の安定感がないので、さっそくDIYして安定感をあげる専用の台も作っていこうと思います。

 

というわけで、この記事はポケットホールジグの紹介と、安定性向上のための台作りという内容になります。

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Banggoodのポケットホールジグを開封

それではさっそくポケットホールジグを開封してみていこうと思います。

まず、お伝えして置くのがこの商品は有名なメーカーやブランドとは少し違って、Banggoodという中華製品を主に扱う通販サイトで販売されている商品になります。

なので、この商品が気になるという方はBanggoodのサイトもしくはこちらの商品リンクをご覧ください。

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*こちらの商品は提供を受けてレビューをしていますが、特に良いところだけを紹介する必要があるわけでもないので、素直な意見でレビューをしていきます。

というわけで、開封した本体を見てみてようと思います。

本体はアルミニウム合金でできているためしっかりした作りだなという感じがします。

商品ページのレビューでは本体に傷が付いていたり、ノブが壊れていたというコメントが書かれていました。

正直中国性なので当たり外れがあるのでは思いました。

ただ、今回届いた商品は破損や傷などはなくとてもきれいな商品でした。

ここに木材を挟んで斜めから穴を開けるというのがこのポケットホールジグの使い方になります。

穴を開けた後にビスを打ち込むためのビットが2本付いています。

1本は一般的なプラスビット、もう一本が四角形のビットになります。

強い力で締めるときなどはプラスより四角の方が舐めにくいかなと思います。

ポケットホールジグ専用のドリルになります。

先端だけ細くなっています。

それとドリルの深さを調整するストッパー

穴を開けたところを塞ぐ栓的なもの

プラスと四角のビスが付いていますが、箱物を作ったら正直すぐになくなる量なので、ガッツリ何かを作るときは別で買っておいた方がいいと思います。

台座部分を固定するためのビスを付いています。

この穴にビスを打って台座を固定をします。

それと今回これがこの商品に決めた(レビューする商品は選べたので)一番の理由と言えるのが、集塵機との接続が可能になる専用のアダプタになります。

このアダプタをここのマグネット部分に取り付けます。

そうすることで、ここに集塵機のホースを接続して穴を開けた屑が散らばらずに吸い込んでくれます。

ポケットホールジグを手に入れるなら最近集塵機を導入した者として絶対に欲しい機能でした。

 

集塵機に関してのレビュー記事を以前書いたので、よろしければ一緒に読んでみてください。

RYOBIの集塵機で室内のDIYや電動工具と接続できてオススメです。

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ポケットホールジグの本体をチェック、解説

それでは、ポケットホールジグの本体をもう少しみていこうと思います。

まず、このゴムの部分の長さを材料に合わせて抑えることができますが、サイトだと30cmまでと記載されていましたが、ギリギリ40cmまでの材料なら挟むことができそうです。

ここのつまみを緩めて穴を開けるドリルの高さを決めます。

側面に材料の厚さに合わせて調整できるようにメモリが書いてありました。

上の写真はインチで表記されていますが、

反対側を見るとちゃんとミリ単位でも表記されていました。

高さを合わせたら、ドリルの深さを決めるというのが一連の流れになるのかなと思います。

ツーバイフォー材でポケットホールジグを使ってみる

それでは、実際にポケットホールジグを使用していきます。

今回は余っていたツーバイフォー材を使用してみます。

ではこちらのツーバイフォー材をポケットホールジグを使って組み合わせてみます。

まずは、材料に合わせてゴムの突き出し長さを調整します。

ツーバイフォーは厚さが38mmになります。

余談ですが、せっかくツーバイフォーの木材も加工できるのでBanggoodのサイトでは30mmまでしか加工できないという表記はもったいないなと思いました。

ツーバイフォー加工できないなら別の商品にしようと思う人は絶対いると思います。

では、次にドリルの高さでした。

メモリに合わせて調整をします。

次にドリルの深さを合わせていきます。

正直どの程度の深さが正解なのか分りませんが、今回は台座に当たる少し上くらいまであけるようにストッパーを調整します。

これで本体の調整は完了です。

次に集塵機との接続をしていきます。

専用のアダプタは内径が30mm外径が35mmとなっています。

ホースを直接接続しようとするとガバガバです。

なので、以前の記事でも紹介したSK11の集塵機アダプタを介して接続していきます。

これで上手くポケットホールジグと集塵機を繋ぐことができました。

では実際に穴を開けてみます。

上手く穴を開けることができました。

ポケットホールジグ本体には2カ所穴があったので両方開けてみましたが、若干ズレて穴が開いています。

それではビスを打っていきます。

試しに一度ビスをこのまま軽く打てみました。

見たところ材の真ん中にビスの先端が出るわけではないらしいです。

これはポケットホールジグがこういうものなのか、商品の精度の問題なのかは分りません。

それでも、使用するのに問題はないので特に気にすることでもないかなとは思います。

ではL字に固定をしてみます。

今回は試しにクランプなどを使用せずに固定をしてみましたが、ビスを斜めに打つからだと思いますが、ビスを締めるときに材が前に滑ってズレて固定されてしまいます。

なので、基本的にポケットホールジグでの固定時はクランプの固定が必要になると感じました。

それとついでにこの栓も付けてみようと思います。

よくわからないまま付けたら間違った付け方をしてしまいました。

上が間違い、下が正しい付け方です。

ただ、付けたからといってそれほどきれいな栓じゃないなと思いました。

これならわざわざ手間掛けるより付けない方が良いと思います。

また、どうしてもきれいに埋めたいというのであれば、栓をした後にウッドパテできれいに表面を仕上げてから塗装とするのが良いのではと思いました。

 

ウッドパテに関しては下の記事で解説しています。

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ポケットホールジグの作業時の安定性が上がる台を作る

このポケットホールジグはこのままだと大きい部材を加工するときに非常に不安定になってしまいます。

なので、せっかくなので専用の台を作って安定した状態で作業ができるように台を作っていきます。

まずは、合板をポケットホールジグの長さに合わせて印をして、

カットしていきます。

次に中心からポケットホールジグの幅を印をします。

この範囲です。

ここをスライド丸ノコを使用してポケットホールジグの台座のそこの厚さ分

かき込み加工をしていきます。

何度もノコ目を入れる方法でかき込みました。

正直トリマーの方が楽だったかもしれません・・・

 

使用しているスライド丸ノコのレビュー記事はこちら

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ノコ目をノミを使用して剥がしていきます。

更に残ったノコ目をスライド丸ノコで落とします。

最後の仕上げに紙やすりを合板に貼ったもので仕上げます。

そこの若干の凸凹もこれで擦ればきれいになります。

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次に台座と台を固定すると、ここのツマミが干渉してしまいます。

なのでここではトリマーを使用して当たる部分を落としていきます。

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このように落とすことができました。

それでは本体を固定していきますが、付属で付いていた台座固定用のビスが長かったので今回はホームセンターで買ってきたビスを使用します。

ビスを打って固定をしたらポケットホールジグ専用の安定感抜群の台が完成になります。

この台があるおかげで、大きい合板なども安定した状態で加工をすることができます。

中国製だから?ポケットホールジグのちょっと残念な精度の問題

ではここで実際に使用してみてちょっと残念だったところをまとめて紹介していきます。

まず、一番気になったのがこのビットです。

写真だと分りにくいのでここは動画で見ていただきたいのですが、もうビットがぐにゃぐにゃです。

もちろんプラスだけでなく四角ビットもぐにゃぐにゃ。

使えないわけではないけど、正直ビスを打ちにくい!

気になるなら別で購入するのをオススメします。

それと、ここからは先ほども紹介した内容ですが、ジグに付いている2つの穴で開けたときのズレがあります。

これも強度などには問題はありませんが、細かいところが気になる方はちょっと許せないズレかもしれません。

穴がズレているので、ビスを打ってもズレがあります。

 

正直精度で気になったのがこのぐらいで、後は全然優秀な商品だなと感じました。

こんな使い方もあった!ポケットホールジグの便利な使い方

最後に台を作っていて思いついたポケットホールジグの便利な使い方を紹介します。

それはこのようにバイスとしての使用の仕方です。

木材をこのように立てることがこのポケットホールジグで可能となります。

なのでワンバイ材もこのように固定が可能です。

なので、この状態で切ったり、印を付けたりすることが可能です。

個人的にはこれで材料を抑えて、木材の側面の鉋掛けなどするときに便利かなと思います。

ポケットホールジグのレビュー:まとめ

というわけで今回は中国製のポケットホールジグの紹介と安定性が上がる台作りでした。

中国製ということで精度が非常に気になっていましたが、ビットのグネグネなどもありましたが全体としては満足しています。

Amazonなどで購入しようとすると同等品で10,000円を超えてきますが、今回紹介したこちらの商品は8,000円代で買えます。

しかも中国から送ってくれて送料無料。

商品によって当たり外れもありそうですが、なるべく安くそれなりのポケットホールジグを手に入れたいと思っている方にはオススメできる商品ではないかなと思います。

個人的にポケットホールジグはある程度穴を開けられてビスで固定できれば良いと思っており、ここに10,000円以上は出したくないなと思っていたので、そんな方はぜひ検討してみてください。

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