「平屋を建てる前と後でできる防犯対策をを知りたい」
このような住宅購入に関した悩みに応える記事となっています。
この記事で分かることは下記のとおり。
- 平家が泥棒に狙われやすい理由
- 平屋を建てる前に知っておくべき防犯対策が分かる
- 平屋を建てた後でできる防犯対策が分かる
この記事を読むことで「平屋の防犯対策に関して、建てる前と後でやるべきこと」がわかります。
マイホームは平屋に憧れがあるけど、泥棒に狙われやすいから具体的な対策を知りたい方はぜひ参考にしてください。
この記事を書いているぼくの経歴をお伝えします。
過去住宅メーカーの現場監督として6年間働いていた経験があります。
実績としては、3年連続年間で100棟を超える住宅を管理し合計400棟以上の住宅を監督として完成。
資格は一級施工管理技士、二級建築士、宅地建物取引士に合格しており専門知識も持ち合わせています。
また3年前に注文住宅を購入し、マイホームを購入した者としての実体験をお伝えできます。
住宅メーカーで働いていた実績とマイホームを購入した経験から家づくりに関して解説していきます。
なぜ平屋が泥棒から狙われやすいのか泥棒の心理とは
そもそもなぜ、2階建ての住宅やマンションより平屋の方が泥棒に狙われやすいのかをお伝えします。
主に平屋が狙われやすいと言われている理由は下記のようになっています。
- 窓が多い
- 全ての部屋が1階にあるため、生活状況を把握しやすい
- 目隠し用の塀を設置することが多い
主にこの3点が主に泥棒から狙われやすい理由。
理由1:平屋は窓が多い
平屋は採光や通風の確保のために窓を多く設置することが多い。窓が多いということは泥棒の侵入口が多くなり、逃げ口も増えるということです。
特に、掃き出し窓という床の高さと同じ大きな窓は泥棒に喜ばれる窓。
床と同じ高さなので脚立などの道具を使用せず簡単に侵入がしやすく、かつ隠れやすいという特徴があります。
ただし、掃き出し窓は普段生活する上でほぼ必須の窓になるので掃き出し窓は設置しても、しっかりと防犯対策が必要となるでしょ。
このような点から窓が多いということは絶好の狙いやすい間取りと言えるんです。
理由2:平屋は全ての部屋が1階にあるため、生活状況を把握しやすい
平屋は当然ですが2階がありません。キッチン、リビングだけでなく、お風呂、寝室と全てが1階。
なので、生活をするにしても全て1階で行うので泥棒の下見時に生活状況を把握しやすいという面があります。
後は比較的間取りがどうなっているかというのも把握されやすいですね。
例えば、南面に大きな掃き出し窓があれば、大体そこがリビングでリビングと同じ空間にダイニングとキッチンがある。玄関は外から見ればすぐわかりますね。
少し小さい窓でたまに付いたり、消えたりしていたらおそらくそこはトイレ。夜になって10分〜20分明かりが付いてそこの窓が曇りガラスならお風呂、お風呂に面して洗面がある。
では他の部屋が寝室かな。
など、外から少し下見しただけでもなんとなく家の間取りというのはわかってしまうもんです。
これが2階建てだと、階段があるので階段によって部屋の作りが全然違ってきます。また、リビングやキッチンが2階のパターンもあるし、間取りのパターンが一気に多様化。
なので平屋の方が間取りが把握しやすく、生活状況もバレてしまい泥棒に狙われやすくなるということです。
理由3:平屋は目隠し用の塀を設置することが多い
平屋は寝室などの2階にすることが多い部屋も、1階に設置します。
そうすると自然と目隠しとして塀を立てたくなるでしょう。
全面道路から寝室が丸見えはカーテンがあってもなんか嫌ですしね。
ただ、この塀を泥棒はチェックしているんです。
どういうことがというと、塀が高かったり目隠しとしての効果が高いと泥棒が塀の中に入ってしまえば一気にバレにくくなる。
つまり、塀が泥棒の犯行を助けてしまうんです。
平屋で周りの視線が気になるからと言って、むやみにフェンスや塀を立てるのはよくないということです。
平屋を建てた後にできる防犯対策
それでは泥棒に入られやすい平屋ですが、当然泥棒に入られたくないですし、狙われたくもないですよね。
そこで、平屋を建てた後、現在平屋に住んでいる方ができる防犯対策を紹介します。
主な対策方法は5点になります。
- 窓に防犯フィルムを貼る
- 窓の鍵に補助錠をつける
- 住宅周りの死角や窓周辺にセンサーライトの設置
- 防犯砂利を敷く
- ドアアラームを付ける
対策1:窓に防犯フィルムを貼る
泥棒に一番狙われる窓の対策は必須と言えます。
窓といっても一枚ガラスもあれば合わせガラス、複層ガラスなど今ではいろんな形状の窓があるんです。
当然一枚ガラスよりは二枚の方が泥棒は嫌がります。
ですが、窓ガラスを交換するのはそれなりの金額が掛かってしまう。
そこで手軽に対策が取れるのが防犯フィルムを貼ること。
窓ガラス全体に貼るという方法もありますが、鍵の周辺だけ防犯フィルムを貼るという方法があります。
泥棒は窓ガラスを全て割るということは少なく、鍵を開けるために鍵の周辺のガラスを待って鍵を開けて侵入します。
つまり窓を割って鍵を開けさせなければいいということです。
鍵の周辺だけ防犯フィルムを貼るというのがお手軽で効果のある防犯対策の1つになります。
対策2:窓の鍵に補助錠をつける
窓からの侵入は鍵を開けて侵入するとお伝えしました。それなら単純に鍵を増やせばいいんです。
補助鍵を付けて2カ所以上の鍵を開けなければいけない状態を作ってしまいます。
そうすれば、泥棒は鍵を2カ所開けなければいけないので侵入する手間が倍に。
侵入するまでの手間が掛かるのを泥棒は非常に嫌がります。
窓にもともと付いている鍵以外の補助錠を付けることも検討してみてください。
対策3:住宅周りの死角や窓周辺にセンサーライトの設置
自宅の周りで目に付きにくく隠れやすい場所はありませんか?死角は泥棒に事前に下調べされています。
なるべく死角をなくすことが重要です。
しかしどうしても、家の裏などで死角をなくすことができないというときはセンサーライトが有効。センサーライトとは人の動きを察知してライトで照らしてくれます。
普段のセンサーライト暗いときの照明として便利ですが、泥棒には防犯対策としてかなり効果的。
明かりに照らされることを泥棒は嫌がります。
なので、外にセンサーライトを設置することはかなり有効な対策といえます。
対策4:防犯砂利を敷く
防犯砂利とは踏むことで砂利が擦れて大きな音が出る砂利のことをいいます。通常の砂利だと何にも音がしないか、少量の踏み込んだ時の音しかしませんが、防犯砂利だと周りに響く音を出します。
この防犯砂利は家の周りに敷くだけで有効です。
また、死角となりやすい家の裏側などに防犯砂利を敷いておくと泥棒は嫌がるので死角の対策にもなります。
防犯砂利とセンサーライトがあるとそれだけで防犯対策がいき届いている警戒すべきお宅と認識されるでしょう。
対策5:ドアアラームを付ける
ドアアラームは玄関からの侵入の対策になります。
サムターン回しなどで玄関から侵入するときにアラームが鳴るということですね。
他の方法もそうですが、泥棒は音がなることを嫌がるのでこのドアアラームも効果的と言えます。
ただし、自分達が出入りするときにもアラーム音が鳴るのが少し欠点ですね。
新居の打ち合わせ時に確認すべき防犯対策
それでは最後に、これから平屋を建てようと思っている方へ新居の打ち合わせ時に取り入れたい、確認しておいた方がいい6ポイントをお伝えします。
- 中庭を設置して外窓を減らす
- カメラ、センサーライト用コンセントの検討
- 死角を事前に把握する
- 前面道路からのアプローチ
- 塀の計画、高さ、目隠し具合、格子にする
- 窓のガラスを防犯フィルム貼りに
住宅検討中の方で分譲住宅と注文住宅で悩んでいる方はこちらの記事が参考になります。
ポイント1:中庭を設置して外窓を減らす
平屋の間取りで防犯対策として効果があるのが中庭の設置。建築用語でいうとコートハウスとも言います。
中庭を設置すれば中庭からの明かりを確保することができます。中庭から明かりを取ることができれば、外周側に窓を減らすことができるので泥棒の対策になるということ。
泥棒が一番侵入するのが窓からということで、窓をそもそも減らす間取りにするということですね。
また、中庭があると防犯対策だけでなくプライベートな庭として快適性も高くなります。
ぜひ中庭のある平屋を検討してみてください。
ポイント2:カメラ、センサーライト用コンセントの検討
防犯カメラやセンサーサイトを後々設置をするなら、その電源を事前に検討しておきましょう。
電源はソーラー式もありますが、センターライトは死角に設置するのがいいとお伝えしました。死角に設置しようとすると大体死角というのは影になりやすい日当たりが悪いところ。
なのでソーラー式は使えないことが多い。
となると家から電源を取る必要があるのですが、なるべく設計との打ち合わせ段階からコンセントの位置は計画しておいた方がいいです。
どういうことかというと、膝ぐらいの高さにあるコンセントから防犯カメラやセンサーライトの電源を取ると泥棒に真っ先に抜かれてしまいます。
ですが、センサーライトや防犯カメラと同じ高さにコンセントがあると抜かれる心配がありません。
外壁に家が完成してからコンセントを追加するのはそれなりの費用が価格ので、どうせなら最初から付けておくのがいいでしょう。
ポイント3:死角を事前に把握する
間取りを決めていくときは、敷地全体から住宅を見てどこが死角になりやすいかを事前に把握しておくことが大切。
そうすることで、死角には窓をつけない、もしくは小さいサイズにするとか、センサーライトの電源を付けておく、外構工事で防犯砂利を敷いてもらうなど事前の対策をすることができます。
なので死角を把握しておくことは重要になります。
ポイント4:前面道路からのアプローチ
死角と一緒に確認しておきたいのが全面道路から家がどのように見えるかです。
全面道路から見えやすい位置に建っている方が不特定の人の目線があり泥棒は嫌がります。
反対に前面道路と住宅の間に高い塀を設置していたり庭木などといった隠れるものがあると泥棒としては侵入しやすくなります。
ただし、これは全面道路から目立つこと自体は防犯対策上メリットですが、快適性は下がってしまいます。普段の生活が不特定の人から見られるのはあまりいい気分になりませんよね。
寝室は泥棒に狙われやすいから前面道路側に寝室があるとか絶対嫌な間取りですよね。
ポイント5:塀の計画、高さ、目隠し具合、格子にする
塀が高いと泥棒の隠れるスペースになったり、敷地内に侵入してから目立ちにくく泥棒にはありがたい状況になってしまいます。なので防犯上は完全に目隠しする塀はあまりよくありません。
ですが平屋は全ての部屋が1階なので、どうしても周りの視線が気になってしまいます。だからこそ塀をしっかりと立てたくなってしまいます。
そこで、おすすめが「格子状のフェンス」を設置するということ。
格子状だと完全な目隠しにならないので泥棒は通常のフェンスに比べて嫌がります。
また、格子は目隠しにならないと思うかもしれませんが、案外格子があるだけで周りの人はそんなにフェンスの奥の家を見ようとしません。
格子状のフェンスがあるだけで塀としての役目にもなるので、塀を立てたいと思っている場所は格子状のフェンスにするなども検討してみるといいでしょう。
ちなみに、我が家は自分でウッドフェンスを作りました。
横板によるフェンスですがそれなりの目隠し効果があります。
ポイント6:窓のガラスを防犯フィルム貼りに
新居に使用するほとんど窓のメーカーはリクシルかYKK。この両方のメーカーともオプションで防犯ガラスを取り付けることが可能です。
なので、大きサイズの窓や掃き出し窓といったところに防犯ガラスにするといいでしょう。
後から防犯ガラスに交換するのは費用がかなり掛かってしまいますが、最初の新居の建設時から防犯ガラスにする分にはオプション費程度でそこまでの負担にはなりにくいです。
なのでやるなら最初から防犯ガラスにしてしまいましょう。
平屋を建てられる住宅メーカーの探し
平屋を建てるといってもどこの住宅メーカーにお願いするか悩みますよね。
展示場にいきなりいっていいのか。そもそも平屋ってどこのメーカーにお願いすればいいのなどなど。
平屋は、耐震強度が高かったり、階段がないためバリアフリーでワンフロアでの生活も可能です。
魅力的な点はたくさんありますが、反対に今回の記事で紹介した防犯性であったり、日当たりなど気をつけなければいけない点もあります。
また、平屋はセンスのないメーカーや設計士がデザインするとのっぺらしたダサい住宅になってしまうなんてこともあります。
そこで、平屋の設計が可能な住宅メーカーを探してくれて、休日の時間を有効活用できる便利なサイトを紹介します。
それがタウンライフになります。
平屋を検討している方はタウンライフが便利
タウンライフを利用するこのようなメリットがあります。
- 平屋の間取りプランを複数社に依頼できる
- たった3分で一括見積もり
- 理想の住宅メーカーを見つけることができる
平屋の間取りプランを複数社に依頼できる
平屋を検討しているならタウンライフを利用すれば、平屋の間取りを複数社から取り寄せることができます。
複数の会社の間取りを見比べることで自分達の住みたい平屋の間取りを探すことも可能。
たくさんの間取りを見ることで自分達では気づくことのなかった、新しい間取りや考えが出てきます。なので最初はたくさんの間取りを見た方が良いとぼくは思います。
間取りを取り寄せるときは自分の理想とするイメージを伝えることもできるのでぜひ利用してみましょう。
たった3分で一括見積もり
休日1日使って展示場をまわり、話を聞くのが疲れた、手には大量のパンフレットで家に帰ってから見直す。
これって相当疲れます。
タウンライフを利用すればたった3分で一括で見積もりも間取りも取り寄せることができます。
なので、せっかくの休日を丸々展示場で使うのか、たった3分の一括見積もりに頼ってみるのかどちらがいいかというと、とりあえず今3分使って見積もりを取ってみるのがいいでしょう。
住宅を購入、建てるといこのは結構大変です。土地探し、間取り、仕様、引越しなどなど。
なので少しでも楽できるところは楽をするのが賢い注文住宅の買い方になります。
理想の住宅メーカーを見つけることができる
住宅メーカーといえど、なんと住宅メーカーは全国に600社以上あるんです。
そんな数の住宅メーカーの中から、自分たちに一番最適な会社を見つけることが簡単にできると思いますか?
費用を掛けて大手にすればいい?費用を抑えて低価格を売りにしている会社?
この600社の中から自力で絞り込むのは相当な労力と時間を必要とします。
一括で依頼ができるタウンライフを利用すると、自分たちのイメージ、理想に沿った住宅メーカーを見つけることができます。
タウンライフで紹介してくれる住宅メーカーは全て厳格な国家基準をクリアした信頼のある住宅会社のみが掲載されています。
だからこそ、安心して利用することができるというわけです。
タウンライフで平屋の間取り見積もりを依頼するには
タウンライフを利用するには下のボタンから間取り見積もりの一括請求をすることができます。
平日は忙しく、休日を展示場で無駄にしたくない方はとりあえず一度間取りと見積もりを取ってみるだけで、どのような平屋がどのような価格帯で建てることができるのか把握することができます。
たったの3分でできます。
しかも当然ですが無料です。
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3分で無料でできるならカップラーメンを待っている間でもできちゃいますね。
ぜひこれからの家づくりのために、ひとまずタウンライフをご利用してみてはいかがでしょうか。
平屋を建てる前と建てた後の防犯対策:まとめ
平屋の防犯対策に関してこの記事ではお伝えしてきました。
改めてまとめると、
なぜ平屋は泥棒に狙われやすいのかというと、
- 窓が多い
- 全ての部屋が1階にあるため、生活状況を把握しやすい
- 目隠し用の塀を設置することが多い
主にこの3点が泥棒が平屋を狙う理由ということでした。
間違いなく二階建てやマンションより泥棒は平屋を狙うということは覚えておきましょう。
そして平屋でできる防犯対策はこちらでした。
- 窓に防犯フィルムを貼る
- 窓の鍵に補助錠をつける
- 住宅周りの死角や窓周辺にセンサーライトの設置
- 防犯砂利を敷く
- ドアアラームを付ける
窓は泥棒が狙う侵入口なので窓の対策は必須です。死角があると狙われるので防犯砂利やセンサーライトを取り入れることを検討してください。
これから新居を建てようとしている方は設計士との打ち合わせ時には以下のポイントを覚えておきましょう
- 中庭を設置して外窓を減らす
- カメラ、センサーライト用コンセントの検討
- 死角を事前に把握する
- 前面道路からのアプローチ
- 塀の計画、高さ、目隠し具合、格子にする
- 窓のガラスを防犯フィルム貼りに
防犯対策を間取りやデザインを決めながら検討しておくということが大切です。
侵入口である窓、そして塀などによる死角を作らない工夫が必要。
そして、これから家づくりが始まるという方はまずタウンライフをご利用してみてください。
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最後に、齋藤は普段木工職人として本職で働きながら、ブログやWebライター業をしています。
それ以外にも、最近ではInstagramに力を入れており、
木工DIY、日曜大工をこれからDITYを始めたい、始めたばかり方向けにわかりやすく、やりか作り方を毎週月、水、金曜日の朝7:00に投稿しています。
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「マイホームを作ったら自宅でDIYをしたいな」
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