新居の計画中に住宅メーカーと打ち合わせをする以外にも、いろいろ決めなければいけないことがたくさんあります。
特にインテリア選びでは大変です。
家具、カーテン、照明などデザインから色などいろんなことを決めるとなると本当になかなか決まりません。
そして、インテリア以外でも今回お話する“カップボード”も決めなければいけない1つではないでしょうか?
我が家の場合カップボードは、住宅メーカーに頼まず自分たちで探して決めることにしました。
なぜなら、キッチンメーカーのカップボードはデザインが良くないからです。
そこで、今回の記事はデザインの良いカップボードを探すために家具屋やインテリアショップなどを探しまくり、そしてイケアにたどり着くまでの話をしようと思います。
結論から言うと、“イケアはコスパ、デザイン共におススメです”
新居のカップボード編
カップボード(食器棚)選びに悩んでます
新居のキッチン選びと一緒に悩むのがカップボード選びです。
キッチンとセットでキッチンと同じメーカーに依頼すると簡単で早いんですが、それは我が家は嫌なんです。
なぜならキッチンメーカーのカップボードは金額が高いし、デザイン性がいまいちなんです。
我が家はキッチン周りをオシャレにデザインしたかったので、カップボードもこだわって決めたかったのです。
なので、カップボードの購入に関していろいろ検討しました。
カップボードは吊り戸部分とカウンター部分に分けれるデザインが多くあります。
中には一体の商品もあります。
我が家ではカウンター部分にカップボードが欲しかったんです。
吊り戸部分はカフェ風に見せる収納に
カップボードはカウンター部分だけということでしたが、吊り戸部分はアイアン素材のブラケットを使用して、カフェ風のデザインにしようと思っていました。
キッチンの吊り戸用のアイアンブラケットはウッドワン
この見せる収納である、吊り戸部分はアイアンのブラケットが1つポイントでした。
いろいろ探した結果、ウッドワンのカベツケ
ウッドワンは建材メーカーでフローリングや扉などの商品を多く扱っています。
ウッドワンのカベツケはそこらへんのホームセンターとかには売ってないので、今回私はアマゾンで購入しました。
実際の買った商品がこちらです。
アイアンの太さが細身ですが棚板はしっかり支えてくれそうです。
ただ一部心配なのが、ビスで止めるビス穴が少ないかなと思いました。
1つのブラケットで壁に打ち付けるためのビス穴は3本でした。
このウッドワンのカベツケでアイアンの雰囲気はいい感じにでるのではないでしょうか。
ちなみにですが、このブラケットを販売している“ウッドワン”ですが、我が家の新居では洗面化粧台もウッドワンにしているんです。
よろしければこちらも見てください。
ナラ材(オーク)の棚板
アイアンのブラケットを準備しました、そして肝心なのが棚板です。
これももちろんこだわっています。
棚板は家具などで良く使用されているホワイトオークという種類の木材を使用して私が作成します。
ちなみにですが、ホワイトオークは日本で言う楢材に当たります。
このホワイトオークの棚板と黒のアイアンを採用することで、カフェ風のキッチンを目指しというわけです。
カウンター側カップボードをどこで買おう?
ここからはカウンター側のカップボードに関してです。
カップボードを自分たちで探して準備するということでしたが、候補としては、
- 地元の箱物メインで制作している家具屋
- ニトリなどの量販店型のインテリアショップ
- イケア
大きくはこの3点でした。
最終的にはイケアにしたんですが、家具屋に行った時の話も少し聞いてください…
カップボード探しで第一候補近くの家具屋
カウンター側のキャビネットで第一候補のところがあり、最初はIKEAに行く予定は更々なかったです。
最初の候補は家の近くにある箱物いわゆるキャビネット関係を中心に手掛ける家具屋にしようと思ってました。
*ここの家具屋に関して良い話ではないので、名前は伏せます。。。
この家具屋は、偶然なんですが、前職の現場監督の時から現場に納品することがあり、少し付き合いがあった家具屋さんだったんです。
といって私が直接家具屋とやり取りをしていたわけではないので、お互い全く知らない関係でした。
ただ、前から知ってる家具屋だったので、軽い気持ちで見学に行きました。
ショールームとまではいかないですが、ちょっとした打ち合わせブース兼展示室みたいなところに見学に行ったら、
グッと来たのがあってこれだってなったんです
天板がタモ材の集成材、扉がチャコール、取っ手が木製の商品です。
扉は暗い色なんですが天板と取っ手の木がいい味を出してます。
そして我が家のキッチンの面材もチャコールなので、うまくマッチすると思ったんです。
もうここでいいじゃないと嫁と話しました。
そうなんです打ち合わせに行くまではすごく良かった。。。
家具屋でカップボードの打ち合わせをしたが…
見学に行った時から改めて打ち合わせのアポを取って打ち合わせに向かいました。
そしたら女性の店員さんが待っててくれたんですが、対応が最悪でした。
打ち合わせなのに、20分以上入口のカウンターで立ち話。
奥にちゃんと打ち合わせスペースあるんですよ!!
それに、店員が全く知識がないし噛み合わない。
しかも打ち合わせの中で、
「タモ材はどんな塗料を塗るんですか?」
と聞いたら
店員:オイルみたいなやつです
私:えっそれってどんな塗料ですか?
店員:ぽかーん
私:何色ですか
店員:茶色っぽい色ですかね?
私:はっ!?
あっだめだこいつ話にならないと思いました。
もちろんこの後もさっぱり会話が噛み合わないままでした。
家具屋の配送費と組み立て費がぼったくり価格だった
そして1番問題だったのが、配送費と組み立て費用です。
現在木工の職人である私はある程度の電動工具などを使えるし、組み立てぐらいなら自分でできます。
なので、「自分で運んで組み立てたい」と言ったら、はっきりとそれはできないとのことでした。
「できないって、なんだよ!」
と思いましたが、気に入ったカップボードが作れるので、しょうがないということで、ではお願いするので費用はいくかと聞きました。
配送費と組み立て費用
合計10万円
どう見ても組み立てと配送で利益取る気満々とばかりの費用。
自分で全部やれば0円ですよ。
ちなみにこのような組み立てはある程度わかりますが、慣れればこの程度のカップボードなら半日で終わります。
掛かったとしても1日では絶対終わります。
職人の手間等も私なりに考えても高すぎなんです
もともとカップボードは20万で少し高いかなとは思ってましたが、そこは気に入ったのがあったので、費用に関してはオッケーだったんです。
しかし配送費と組み立て費用で10万。
本体費と合計して30万
1/3が配送費と組み立て費用
アホくさということです第一候補は諦めです。
愚痴が多くてすみませんこの後からIKEAの話させてもらいます。
IKEAの食器棚を自分で組み立てた記事はこちら
カップボードを検討しにIKEA行ってみました
家具屋がダメだったから、次の候補を探して
栃木の家具屋を諦めてからは、いろいろ探してました。
ニトリも行きましたが木の雰囲気は出すことはできない。
ネットも見ましたが、実物が見れないのは恐いし、
オール木の商品だと40〜50万の高級家具になってしまうなどで、なかなか見つからなかったのです。
そんな時にIKEAでカップボードを検討しているブログの記事がありました。
かなり件数は少なかったと思います。
それと実際にIKEAのホームページを見ても全然イメージがつかめません。
とうことでIKEAに行ってみようと思いました。
IKEAの商品って実際どうなの?
私個人の意見なんですが、IKEAの商品に質がピンキリだと思ってます。
ちゃっちい物は本当にちゃっちいです。
でもある程度しっかりしているのもあるので、価格を抑えて検討するときにIKEAって便利です。
今の使用している木のダイニングテーブルと、チェアですが、ダイニングテーブルは無印良品でいい値段の商品なんですが、ダイニングチェアはIKEAで買いました。
別々のところで買いましたが、材種が一緒なので一緒のところで買ったみたいに見えて満足してます。
IKEAは行くだけで楽しい
それとIKEAってただ行くだけでも楽しいんですよね。
IKEAの配列って行ったことある人ならわかると思いますが、ほぼ一本道を歩いていくんです。
奥さんと家具やキッチングッズなどいろいろ見ながら歩いているだけども楽しいんです。
そしていざIKEAへ
とうことで、IKEAでカップボードを検討するなら実際に見に行くしかない、ということで
埼玉県三郷市にあるIKEAに行くことにしました。
もともと以前埼玉に住んでたので、IKEAは何度も行ったことありました。
ちなみにすぐ近くにあるコストコも会員です。
しかし今は栃木に住んでいるので、栃木から行くとそれなりの距離で結構時間がかかります。
カップボードのコーナーへ行くまで他の気になる商品につられて、脱線してはまた脱線の繰り返しで、ようやく到着。
IKEAのカップボードコーナーに到着
カップボードですが、せっかくなので、いろいろ検討して撮ったときの写真載せます。
ここまでのが、完成品の展示品です。
他にも、もっとたくさん展示されていました。
上の写真は、ほんの一部です。
我が家!の“あっこのデザインいいじゃん!やこれ素敵!”って思った商品のシリーズです。
1枚目のグレーの組み合わせの食器棚もおしゃれですよね。
それと4枚目の天板も扉も同じ木材の材質を使ってる食器棚カッコいいと思いました。
木製天板がありました
そしてこちらが木製の天板が展示されてたものです。
1枚目オーク
2枚目バーチ
3枚目ウォールナットです。
我が家の新居には木の天板がしか考えはなかったので、これしか写真撮ってません。
木の素材は集成材か突き板の選択肢があります。
集成材は厚さが28mmで突き板は38mmで厚さが違います。
これ以外にもステンレスや人造大理石もあるみたいです。
扉、キャビネットの面材と取っ手
そしてこちらが扉の面材と取っ手です。
面材は木の突き板のもの、メラミンの木目入りのもの?テカリのある面材など選択肢は多い方だと思いました。
取っ手も黒のアイアンや真鍮色などデザインやサイズもいろいろありました。
ただ木の取っ手がなかったのでその場合は別のメーカーなどで揃えるしかないです。
カップボードを決めるまで:まとめ
- 下手な家具屋に食器棚を依頼するなら、IKEAという選択肢はあり。
- IKEAの食器棚は種類も豊富で、木製も複数扱っておりおしゃれ。
- コストを抑えたいと思っている方もIKEAはおススメ。
ぜひ新居で食器棚をおしゃれにしたいな、自分で見学に行って、複数の商品から
選びたいなと思っている方はおススメします。
実際のイケアで出してもらった見積もり編と今回書ききれなかった内容も別の記事で書きましたので、下から閲覧ください
DIY初心者向けにインスタグラムやっています
最後に、齋藤は普段木工職人として本職で働きながら、ブログやWebライター業をしています。
それ以外にも、最近ではInstagramに力を入れており、
木工DIY、日曜大工をこれからDITYを始めたい、始めたばかりの方向けにわかりやすく、やりか作り方を毎週月、水、金曜日の朝7:00に投稿しています。
ありがたいことに、学生や女性の方もフォロワーに多く参考にしてくれています。
「マイホームを作ったら自宅でDIYをしたいな」
このようにお考えの方がいましたら、ぜひInstagramに遊びに来てください!
フォローしてくれると嬉しいです。
ブログからきましたと言ってれると、もうなんでも質問答えます!!
それでは、良い家づくりを願っております。
インスタアカウント→Naoto@木工DIYアドバイザー