「格安の電動サンダーが欲しい」
「ネットで売っている格安のランダムサンダーって実際の性能はどうなの?」
こんにちは、なおっぺ@naoppemanです。
DIYが趣味の方、DIYを始めたい方で電動工具を購入するのにはそれなりの値段が掛かるので少し躊躇してしまいますよね。
「趣味でマキタや日立、ボッシュなどのメーカーなんて贅沢かな?」
「聞いたこともないメーカーの商品をネットで購入するのは安いけど少し不安……」
これらの疑問や不安を木工職人の私が実際に格安の電動工具を使用して紹介していきます。
そんな今回はアマゾンで格安で販売されている、
Holifeのランダムサンダーを紹介していこうと思います。
通常よく聞くメーカーのランダムサンダーは1万円以上が当然の相場ですが、こちらのHolifeのランダムサンダーは何と5000円で購入できるのです。
そして性能もそれなりにちゃんとしてます。
なので今回の記事は木工職人である私が実際に格安のHolifeのランダムサンダー
同じランダムサンダーでボッシュの商品も以前レビューしたので比べてみるのに参考にしてみてください。
DIYでオススメする安くて高性能な電動ドリルの紹介記事はこちら
私がDIYで制作した作品の一覧が下から見ることができます。
作り方やポイントを解説している作品もあるので一緒にぜひ見てみください。
Holifeのランダムサンダーのオススメする4つのポイント
いきなりですが、最初にこのHolifeのランダムサンダー
Holifeのランダムサンダーのオススメポイントはこちら、
- 有名電動工具メーカーに比べて半額の値段で購入できる
- パッドの回転数を変更できる変速ダイヤルが付いてる
- 集塵機能付きで研磨クズが出にくい
- サンドペーパーをマジックテープ式で張れるので交換が楽ちん
この4点が私がこのHolifeのランダムサンダーをオススメ理由になります。
このオススメポイントから私はHolifeのランダムサンダーはDIYの入門機としてピッタリだと思います。
その理由は何といっても①の価格が安い!!
ということになります。
そして安いのにそれなりの性能を持っている。
では各ポイントを詳しく解説していきます。
有名電動工具メーカーに比べて半額の値段で購入できる
このHolifeのランダムサンダー
はっきりいって、性能は一流の有名電動工具メーカーにはどうしても劣ります。
それでもDIYで使用するには必要以上の性能がありながら、なんといってもにコスパが抜群にいいです。
このHolifeのランダムサンダー
4,999円で販売されています。
これが、makitaやハイコーキなどの有名メーカーの商品は1万以上するので、つまりHolifeのランダムサンダーは半額で購入できるのです。
調べたところYahooショッピングでもこのHolifeのランダムサンダーを取り扱っていますが、7,000円前後で少し高いです。
楽天市場では取り扱いがないので購入するならアマゾン一択になります。
そして、有名電動工具メーカーに性能で劣ると書きましたが、木材などDIYで問題なく使用できます。
また、車のWAXなどにも使用可能です。
特にDIYは電動工具だけでなく道具を揃えようとするといろんな道具にお金が掛かります。
なので、なるべく1つ1つのコスパが良いに越したことはありません。
だからこそ、DIYで使用するのにこのHolifeのランダムサンダーはオススメできるかなと思います。
パッドの回転数を変更できる変速ダイヤルが付いてる
ここからは価格以外で、性能に関してのオススメのポイントになります。
まずは、このHolifeのランダムサンダー
ランダムサンダーはオービタルサンダーと違いパッド自体が回転運動をするので、もちろん回転数が調整できた方がいいです。
それが例えば電動工具で有名なmakitaのランダムサンダーは変則機能がないんです。
そう考えると、しっかり回転数が変更できる機能が付いているのはありがたいです。
また、DIYなどで使用することを考えると、電動工具はどうしても音がうるさいです。
なので、変速機能がある方が低速にしてなるべく音を小さくできので、DIYではこの変速ダイアルは必需品といえます。
とはいっても電動工具なので低速でも静かなわけではありませんが……
作業用途や音を考慮して変速できるのはDIYでは大切な機能の1つです。
集塵機能付きで研磨クズが出にくい
電動サンダーは使ったことがある人なら分かると思いますが、削った後の木の粉がとてつもなく出て空気中に舞います。
マスク無しではとても作業ができないほどです。
なので、集塵機能が付いているのはとてもありがたいです。
また、集塵効率はオービタルサンダーなどに比べてランダムサンダーは回転運動の遠心力のおかげで集塵力高くなっています。
なので、削った粉が近隣に飛ぶ心配とかが少ないのはオービタルサンダーより、このランダムサンダーといえます。
集塵力はオービタルサンダーよりランダムサンダーの方が高く、Holifeのランダムサンダーも集塵力は高いことが今回で分かりました。
サンドペーパーをマジックテープ式で張れるので交換が楽
オービタルサンダーとランダムサンダーを両方使用したことがあるからこそ感じることですが、マジックテープ式でサンドペーパーを付けることができるのは本当に楽です。
これがクランプで挟むとなると、サイズに合わせてサンドペーパーを切って挟むというのが非常に手間です。
ただし、これに関して少しマイナスなのが、このランダムサンダー用の円形のサンドペーパーは一般的な四角のペーパーより少し値段が張ります。
なので、ペーパーの値段に少し注意といえます。
ただ、私はDIYで使用するのに1台購入するならオービタルサンダーよりランダムサンダーが集塵力が高くペーパーの交換が楽なのでおススメします。
Holifeのランダムサンダーを開封して紹介
ではHolifeのランダムサンダー
まず商品が到着して上のような箱が入っていました。
そもそもHolifeというメーカーはなんなんだということですが、
どうやら箱に記載されているのがメイドインチャイナということで、おそらく中国のメーカーなのではないかなと思います。
箱から商品を出してみました
箱から商品を出してみると、写真に写っているものが入っていました。
中に入っていたのは、
- ランダムサンダー本体
- 集塵ボックス
- サンドペーパー
- スポンジ
- 羊毛パッド
ランダムサンダー本体
ランダムサンダー本体です。
この形状のランダムサンダーだと片手でも使用することができるタイプのランダムサンダーになります。
持った感じは軽いとは言えませんが特に問題無く片手で使用できる重さかなと思います。
スイッチ部分は防塵対策でカバーが付いてます
ランダムサンダーの持ち手の前方にスイッチがあります。
このスイッチにはしっかりとカバーが付いているので、木くずや埃で接触不良などが発生しにくいように工夫がされています。
安い価格のランダムサンダーですが、一応こういう細かいところもしっかりしているなと思います。
持ち手部分に変速ダイアルが付いている
こちらが持ち手の部分になります。
持ち手はラバーが貼っており滑りにくくなっています。
そして、変速ダイアルがここに付いています。
パッド部分はマジックテープテープ式
ランダムサンダーのほとんどの商品がパッド部分はマジックテープ式になっているます。
なので、もちろんこのHolifeのランダムサンダーもマジックテープ式となっています。
オススメのポイントでも伝えましたが、マジックテープのおかげでサンドペーパーの交換がクランプ式に比べて非常に楽にできます。
集塵ボックスとの接続部
ここに集塵ボックスを差し込むわけですが、先ほどのパッド部分の穴から削った木の粉を吸ってここから集塵ボックスに入っていくという仕組みになります。
サンダムサンダーのコードは十分な2m
コードを実際に測ってみたら2mありました。
極端に短いということもなく一般的な長さかなと思います。
集塵ボックス
こちらがランダムサンダーに取り付ける集塵ボックスになります。
何となくBOSCHのランダムサンダーと似ているなと感じる形です。
蓋を開けるとこのような形状となっています。
まず底部分は半透明のプラスチックで何となく削った粉の溜まり具合が分かるのかなと思います。
こちらが集塵ボックスの上部の蓋になります。
こちらは集塵ボックスに削った粉と一緒に入ってくる空気を排出する役目もあるので、網状になっており空気の出口となっています。
なので、この集塵ボックスに削った粉を溜めすぎるとここが塞がって詰まったり故障の原因になるのかなと思いました。
初めて電動サンダーを購入する方にはいろんな番手のサンドペーパーが付属しているのはありがたいポイントです。
付属のサンドペーパー類
サンドペーパー類は初心者向けの為なのか最初からたくさんの付属品が付いています。
サンドペーパーを分類すると、
- サンドペーパー12枚
- スポンジ
- 羊毛ボンネット
これらが一緒についてきました。
サンドペーパー
サンドペーパーは全部で12枚も入っていました。
初めて電動サンダーを購入した方にはお試しでいろんな番手を証できるので非常に助かりますね。
内容の詳細は、
60番が6枚
80番、120番、180番が2枚づつとなっています。
一応サンドペーパーを解説しておくと数値の高い方がより目の細かいペーパーになります。
なので、今回の場合一番荒いのは60番で細かいのが180番となります。
DIYで木材に使用することを考えると一般的には、60番と80番は粗削りで、塗装を剥がしたりするのに使用します。
120番と180番は塗装前など表面を整えるときなどの中仕上げで使用することが多いですね。
スポンジと羊毛パッド
この2つは主にWAX掛けなど主に車などに使用すると思います。
DIYで使用することは無いです。
日本語対応の取説が入っている
一応サンドペーパーと一緒に取説が入っていました。
初心者かつ日本人にはありがたく、ちゃんと日本語にも対応しています。
Holifeのランダムサンダーの性能
- 消費電力:300W
- 定格電圧:100V~ 50/60Hz
- 回転数:6000—13000 r/min
- ペーパーサイズ:直径125mm
- 重量:1.53kg
ここではアマゾンに記載されている性能をそのまま載せておきます。
実際にHolifeのランダムサンダーの試運転をしてみる
それでは実際に集塵ボックスを装着して試運転をしていこうと思います。
集塵ボックスはそのままボックスをサンダーに差し込むだけで装着できます。
サンダーのスイッチを入れてみる
とりあえずスイッチを入れてみましたが、予想以上に回転数が高いという印象です。
性能表示では、6000—13000 r/minの回転数ですが表記以上に回転数があるようにも思えます。
サンドペーパーを付けてみた
付属のサンドぺーパーを付けてみました。
この電動サンダーはマジックテープ式なので、集塵する穴に合わせて張り付ければ簡単に取り付けが完了します。
オービタルサンダーを使用したことがある人なら分かると思いますが、クランプ式の場合サイズに合わせてペーパーをカットしてからクランプで留めるという結構手間の掛かる工程があるのですが、マジックテープ式は張るだけなので非常に楽です。
マジックテープ式はサンドペーパーの付け替えが楽にできる
ホームセンターで購入したペーパーとサイズが合うのか
サンドペーパーで1つ心配がありました。
それは付属のサンドペーパー以外の「ホームセンターなどで購入したランダムサンダー用のサンドペーパーとサイズや穴の位置が合うのか」ということです。
ということで、もともと持っていたホームセンターで購入したランダムサンダー用のサンドペーパーを取り付けてみました。
結果はご覧の通り問題なくパッド部分の穴とサンドペーパーの穴が一致しています。
サイズをピッタリです。
なので、付属のサンドペーパーを使用した後でもホームセンターなどで購入して使用ができることが確認できました。
付属品以外のサンドペーパーでも問題なくサイズが合って使用できる。
木材を試し削り
ではさっそくHolifeのランダムサンダーを使って木材で研磨してみます。
今回は家に余ってた杉の端材を削ってみようと思います。
サンドペーパーはとりあえず60番の粗削り用を使用してみます。
右半分だけを研磨してみました。
荒いサンドペーパーで高速回転で研磨をしたので、ランダムサンダー本体も結構削った粉が付着しています。
削ったもの全部が集塵するわけではないのでどのランダムサンダーもこんなもんです。
木材を削ってみての集塵力は
木材を削った集塵力の確認で集塵ボックスを開けてみます。
杉の端材を半分だけ研磨しただけで集塵ボックスにはしっかり削った粉が入っていました。
ちょっとだけ削ってこれだけ粉が回収できていれば、集塵力はばっちりといえると思います。
格安のHolifeの商品でもしっかり集塵することが確認できました。
実際に使用してみての感想
それでは実際に使用した感想をまとめていきます。
Holifeのランダムサンダーの良かったところ
- 予想以上に回転数が高く力がある
- 集塵機能もしっかり機能して活躍する
良かったところですが、まず回転数が高いです。
電力が300Wということもあるのでしょうか?
回転力は非常にパワフルだと感じました。
なので、DIYの粗削りから中削りに使用するには非常に活躍するかなと思いました。
そして、集塵力ですが集塵ボックスを見せたところでも書きましたが、ちゃんと削り粉を回収してくれます。
とはいってももちろん100%吸ってくれるわけではないですが、サンダー掛けしているときに粉が舞う量は明らかに減ります。
なので、近隣の環境を気にしながら作業をするDIYなどでは非常に助かる機能ではないでしょうか?
Holifeのランダムサンダーのダメなところ
- 木材を削っている間隔が雑
- 回転数を下げてもさすがにうるさい
反対に、ちょっとな…と思ったところです。
私は、電動サンダーの使用経験は職人なだけあり、それなりに経験があるので、今まで使用した電動サンダーと比べてですが、
何とも言えない扱いにくいところがあります。
これはサンダーの偏心運動か回転運動が原因かは正直はっきり分かりませんが、ちょっと今までのサンダーより材料を当てたときにしっくりこない部分があります。
もしかしたら、電力が300Wで力があるので慣れていないだけ?
かもしれませんが、私の使って感じた細かいところになります。
そして、電力が高いからか、低速にしてもそれなりの音が出ます。
なので、「低速で使用すれば周りを気にしなくて大丈夫」なんてことはありません。
電動工具はどれも一緒ですがそれなりにうるさいです。
なので、このランダムサンダーも音はしっかり出るので変速ダイアルがあるからといって静かに作業ができるわけではありません。
Holifeのランダムサンダーレビュー:まとめ
今回はHolifeというあまり聞きなれないランダムサンダーを実際に開封してみて特徴や実際に使用してみて解説をしました。
改めてまとめると、このHolifeのランダムサンダー
DIYはいろんな工具や材料を揃えるのに何かと出費がかさむなんてこともあります。
なので、いきなり高価な有名メーカーの商品より、ある程度しっかりとした性能がありなが格安の商品で揃えていくのがいいかなと思います。
職人の私だからこそ工具を揃えるのにオススメするのは1つ1つ高価なもので少しずつ揃えるのではなく、安い道具で多用途にいろんな道具を早めにいったんそろえた方が、DIYで作れる幅も広がりいろんなことができて楽しいです。
そして、工具は壊れます。
だからこそ最初は今回のランダムサンダーのように格安から揃えるのはどうでしょうか?