こんにちは、なおっぺ@naoppemanです。
以前自宅の庭にウッドフェンスを2か月前に制作しました。
ウッドフェンスの木板はホームセンターで売っているSPF材を使用しています。
SPF材は比較的屋外には向いていないソフトウッドと呼ばれる種類になります。
それでも屋外に向くハードウッドに比べて価格が安いということでSPF材を使用したわけですが、対策としては防腐剤込みの塗料を塗ることにあると思っています。
というわけで、ウッドフェンスを作って2か月と割と早い段階ですが、点検とメンテナンスとして屋外用の塗料の再塗装をしていこうと思います。
この記事の内容はYouTubeの動画で見ることができます。
よろしければこちらも見てみてください。
ウッドフェンスの紹介
点検を始める前にウッドフェンスに関して簡単に紹介しておきます。
こちらのウッドフェンスのサイズは、
全長:7.2m
高さ:1.8m
ウッドフェンスに使用している材料は、
木板:ワンバイフォー材のSPF
支柱:鉄の角パイプ
基礎:基礎ブロックをモルタルで固定
木板と支柱の塗装は、
木板:キシラデコールを3度塗り
支柱:黒色の錆止め塗料を1度塗り
他細かいところは下の記事に載っているので気になる方は見てみてください。
ウッドフェンスの再塗装に使用する道具
それでは点検とメンテナンスに関して話していこうと思いますが、まず最初に再塗装時に使用する道具を紹介しようと思います。
ウッドフェンスを最初に作った時とは少し使用する道具を変えています。
まずは、キシラデコールのチーク色になります。
これはウッドフェンスを制作時最初に使った塗料になります。
ただ、チーク色は私の予想より赤色が強くもっと茶色系にしたかったので後からウォールナット色と混ぜながら使用しています。
ちなみにこれがチーク色で1回目の塗装をした時の木板です。
実際には写真よりもう少し赤っぽくなっています。
それともう1つの塗料が先ほど話に出たキシラデコールのウォールナット色になります。
こちらの管の柄がチークと違いますが、中身は同じ塗料となっています。
そして今回塗料を塗るのに使用するのがこのローラーです。
ウッドフェンス制作時の記事を見てくれている方ならお分かりだと思いますが、最初の制作時にはコテバケという道具で下の写真のように塗装をしていました。
ですが、コテバケは木材で使用すると凄く塗りやすくて塗るスピードも速くオススメなんですが、少し値段が高いんです・・・
なので、塗る技術をそれほど重要視しないときや少ししか使用しないときにコテバケはちょっとコスパ的によくないところがあります。
なので、今回は重ね塗りをするということと、塗りムラなどが出にくい塗装作業なので100均のローラーを使用してみることにしました。
塗装に使用する道具は他にも、この目地用刷毛という毛先の小さいハケも使用していきます。
このハケの使い道は割れなどの細かいところを塗るのに使用します。
これも100均で以前購入したやつの使い古しになります。
そう考えると100均でも結構使えることがわかります。
マスキングテープを2本準備しました。
これは、ウッドフェンスを塗装する際に支柱に塗料が付かないために養生するためです。
マスキングテープで養生することで、支柱のギリギリまで塗装をすることができます。
今回塗料を入れる器がこちらです!
そうです、室内で普段使用する小物入れなどの容器です。
というのも、以前使用した塗料を入れる器がまだあると思ったら前回どうやら捨てていたらしく急遽使用していないこの容器を見つけたのでこちらの器を代用して使用していきます。
ウッドフェンスを点検する
それではまず点検から始めていきます。
点検といってもウッドフェンスを一通り目視で確認して、汚れや、ひび割れ、剥がれなどの劣化がないかなどを確認していきます。
例えば上の写真のように比較的木目がきれいな板というのは割れなどが少ない傾向にあります。
できればこのような板をすべて使用していればいいのですが、ホームセンターでこれほどいい材料はまれなので、なかなか揃えることができないのが現実です。
板によってはこのような表面の浮きなどは結構発生しているのがわかります。
こちらも表面が剥がれています。
ここは2か月の間に樹液が出ていました。
既に樹液は固まっているのでおそらく既に表面に全て出し切っているのだと思います。
このような節のところは塗装が載っている感じがありません。
なので、ここは重点的に塗料を塗りたいと思います。
このように節の周辺は比較的木目が荒れていることが多いため表面が浮いていたりすることが多いです。
なので、やはり板を購入するときは節が少ないものを購入したほうがいいでしょう。
下の記事でホームセンターで木材を購入する際のポイントをまとめてあるのでよろしければ参考にしてみてください。
小口面(切り口)も確認してみましょう。
小さい割れはあるものの大きい割れは今のところ発生していないのでまだまだ問題なさそうです。
今回点検で一番問題なのがこの割れです。
この割れは結構長く割れており、結構目立つ割れとなっています。
写真だと分かりませんが、よく見ると、未塗装の部分が見えるほど割れており、また割れ方が上を向いて割れているため、水がたまりやすい状態になってしまします。
今回はとりあえず再塗装だけで様子を見ますが、将来的には割れの進行によっては張替が必要かもしれません。
他にも、細かいところは割れや剥がれ、鳥の糞などの汚れを見つけました。
汚れは塗装前に拭いて落として、それ以外は再塗装で対応していこうと思います。
ウッドフェンスの拭き掃除
まずは、濡らしたタオルで汚れを事前に落としておきます。
もちろんこの時に鳥の糞も拭き取っておきましょう。
我が家は足元が砂利になっていますが、ここが土の場合は泥跳ねなどの可能性もあるのでその際は下側の木板を良く拭いておいた方がいいでしょう。
マスキングテープで支柱を養生する
塗装を開始する前に支柱をマスキングテープで養生をします。
これは、ウッドフェンスの裏面を塗装する際にローラーで支柱に塗料が付かないようにするためです、
それと、マスキングテープを張ることで、支柱のギリギリまでをローラーを使用して塗装することができます。
マスキングテープは長い距離を一気に張ったほうがきれいに張れます。
短い距離でちょこちょこ張ってもまっすぐ張ることはできません。
どういうことかというと動画を見ていただいた方がわかりやすいかもしれません。
下の動画を見ていただくとマスキングテープで養生をしているところから見ることができます。
マスキングテープはちゃんと支柱にくっついていないと意味がありません。
なので、指でなぞるように一通り確認したほうがいいです。
もし隙間があるとそこから塗料が侵入してマスキングテープの意味がなくなってしまいます。
塗料を準備する
それでは塗料を使用して再塗装をしていくので、塗料を容器に入れていくわけですが、キシラデコールは最初によく混ぜないと液体が分離しれいるので注意してください。
ウォールナット色は残り少ないので全部入れてしまいます。
ウッドフェンスの木板の表裏を塗るのに足りる量になるように、チーク色を足していきます。
前回の塗った時よりはウォールナット色の割合が少ないので、今回は少し赤っぽくなるかなと思っています。
割れや節などを先行して重点的に塗装をする
まず再塗装をするにあたっていきなりローラーを使用して広い面積を塗るのではなく、目地用のハケを使用して、割れていた部分や節など重点的に塗りたいところを先行して塗っていきます。
小口部分もハケで塗ります
ローラーを使用して全体を再塗装する
それではローラー全体を塗装していきます。
ローラーは100均、容器は室内の小物入れということで少し不安がありましたが、結果的にはいい感じに塗装をすることができました。
ただ、塗るのが下手なのか100均のローラーなのか分かりませんが、塗料がローラーからかなり飛び散りました。
なので、ローラーで塗装をするときはよく塗料を切ってから塗るのがいいと今回で学びました。
下の写真は塗り始めの頃でびちゃびちゃになりながら塗っています。
ただ、慣れてくるとハケよりはローラーの方が圧倒的に早く塗ることができます。
ローラーの厚さがちょうど板と板と間と同じくらいだったので差し込んで上下の面も塗装をすることができました。
物置の裏は狭いので塗料が服につかないように気を付けながらやりました。
裏は支柱があって少し塗りにくいですが、マスキングテープを張っているのでローラーが支柱に当たって問題はありません。
さすがに最後の頃は塗料が飛び跳ねることもなく塗ることができました。
マスキングテープを剥がす
塗装が終わったらすぐにマスキングテープは剥がしてしまいましょう。
塗料が乾く前に剥がした方が、もしマスキングテープを張っていないところに塗料が付いていたら拭いて落とすことができます、
支柱の塗料がマスキングテープで剥がれないか少し心配でしたが問題ありませんでした。
最後に支柱に付いた塗料を塗れたタオルで拭き掃除
最後に塗料が付いてしまった部分を拭けば今回の作業が完了となります。
ウッドフェンスの点検とメンテナンス:まとめ
というわけで、今回はDIYで作ったウッドフェンスの点検とメンテナンスでした。
以前より塗装が濃くなり、割れている部分にも塗料を塗ることができたのでこれでこれからを使っていけると思います。
ウッドフェンスは木材なので、再塗装などのメンテナンスをしないでいるとどんどん腐食やシロアリなどによりダメになってしまいます。
そうならないためにもこまめなメンテナンスが必要です。
むしろ、このような再塗装が嫌だという人はウッドフェンスはそもそも作らないほうがいいと思います。
樹脂やアルミなどのメーカーのフェンスを業者に依頼しましょう。
では、今回はウッドフェンスを作って2か月という早めのメンテナンスでしたが、次は1年後ぐらいにメンテナンスをしようと思うのでその時はまたブログや動画にしてお伝えしようと思います。
よろしければ下からこの記事の動画も見てみてください!