こんにちは、Naoto@naoppemanです。
今回はアイアンペイントというDIYで人気があり、とても面白い塗料を使用していきます。
アイアンペイントとはその名の通りアイアン風つまり金属のような仕上がりにすることができる塗料です。
そんなとても面白そうな塗料を今回は木製の箱に使用していきます。
また、木製の箱は最近新しく購入した防湿庫の上で使用するために作りました。
防湿庫の上に置くということで箱の色合いもどうにかして防湿庫に合わせたいということで、今回のアイアンペイントに注目したというわけです。
というわけで、今回は防湿庫の上に置く木製の箱を防湿庫に合わせてアイアンペイントで塗装をしていきます。
アイアンペイントに興味がある方やアイアンペイントを使用するとどこまで金属に近い雰囲気になるのかななど気になる方はぜひ最後までこの記事を読んでみてください。
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防湿庫とアイアンペイントで塗装する木製の箱
まず、こちらが最近購入した防湿庫になります。
Re:CLEANというメーカーの商品で容量が30L入る防湿庫になります。
小さすぎない程度の大きさを選んでみました。
これから梅雨の時期なので湿度からカメラを守るためには必需品ですね。
そしてその防湿庫の上にこのような木製の箱を作りました。
製作は職場である木工所で作ってきました。
アイアンペイントとは
こちらが今回使用していくアイアンペイントになります。
このアイアンペイントはターナー色彩から出している塗料で、アイアンペイントはいろんなメーカーから発売されていますが、おそらく一番DIYで使われている塗料ではないかと思います。
蓋を開けてみると、ドロっとした液体が入っています。
今回は、ブラックの防湿庫に合わせて色を「アイアンブラック」に選択しましたが、他にもブロンズやグリーン、ゴールドなどいろんなバリエーションがあります。
このアイアンペイントの特徴はまとめると以下のようになっています。
- 塗るだけで、表面がザラザラとした鉄や金属のような質感に仕上がります。
- 水性なので臭いが少なく安心安全です。乾燥後は耐水性になります。
- カラー展開は鉄や金属、青銅が表現できる全8色です。
- 木部や紙だけでなく塩ビパイプにもそのまま塗れます。
- マルチプライマーを使用することでガラスや金属にも塗れます。
ターナー色彩株式会社HPより https://turner.co.jp/paint/ironpaint/
簡単にまとめると、臭いが少なくいろんな物に塗ることができる便利な塗料ということです。
それと、今回はアイアンペイントを塗るときにこのホームセンターで一番安い刷毛を使用していきます。
本当ならスポンジハケの方が刷毛の筋が出にくく良いらしいのですが近くのホームセンターには売っていなかったため仕方なく通常の刷毛で塗っていきます。
アイアンペイントで塗装する木製の箱を紹介
それでは塗装を始める前に箱を少しだけ紹介します。
この箱は積層合板でできていた角は45度にカットした留切りでタッカーとボンドで固定をしています。
タッカーとは細いピンのようなもので、目立ちにくく固定をすることができる道具です。
また、タッカーの跡などの凹みには事前にウッドパテを使用して平らにしてあります。
タッカーやパテを使用して結構雑に作っていますが、今回はアイアンペイントで木目やタッカーの跡は見えなくなるので表面が平らに仕上がっていれば問題なしということです。
箱はこのように防湿庫の縁に引っ掛かるような作りになっています。
なので、防湿庫より少しだけ大きく作られています。
塗装の前にサンドペーパーで角や表面を擦っておく
ではここから作業開始です。
まずは、サンドペーパーで塗装前に表面をヤスっておきます。
ここではサンドペーパーの粗さは180番を使用しています。
サンドペーパーで軽く面取りしておいたり。
表面のきれいに仕上げておきます。
アイアンペイントで木製の箱を塗装していく
アイアンペイントは使用する前によく混ぜてから使用します。
粘度が高いので、油断するとこのように垂れてしまいます・・・
塗装をするときは下に何か敷いてからやった方がいいですね。
それではまずは箱の裏を先に塗っていきます。
塗装の基本は細かいところや見えにくいところから塗っていきます。
なので、裏から塗っているというわけです。
底板の裏は見えないので無駄に塗らないようにします。
ひっくり返して側面を塗っていきます。
このとき底板に木材を敷いておき塗った裏面が浮いた状態にしてあります。
側面を塗っていきます。
塗るときに刷毛の筋が薄ら残るので塗る方向は一定にした方がきれいに塗ることができます。
アイアンペイントは粘度が高いのでこのように先に塗料を付けてから一気に伸ばしていくというのもやり方としてはありかなと思っています。
安い刷毛は抜け毛が多いので少し余計な手間がかかります。
粘度が高いのでより抜けやすいのだと思います。
少し乾いてから再度刷毛を通した方がより塗りムラが少なくなるのでオススメです。
内側を塗っていきます。
内側は角が非常に塗りにくいですね。
最後に上側を塗って塗装が完了です。
最後の最後に細かいところを再度刷毛を通してよりきれいな仕上がりを目指します。
ひとまずこれが塗り終わった状態になります。
木製とは思えないアイアンの雰囲気に仕上げることができました。
内側は若干塗りムラがありますが、ここには道具を入れるのでまあ気にならないかなと思っています。
乾燥後の木製の箱がこちら
では先程の状態から2時間乾燥させました。
2時間置くだけでしっかり乾燥しました。
乾燥時間は他のオイルやニスなどよりも早いので乾燥が待てない人にはいいのではないでしょうか。
それでは防湿庫に取る付けてみます。
防湿庫にアイアンペイントで塗装した箱を取り付ける
はい、それでは防湿庫の再登場です。
アイアンペイントで塗装した木製の箱を防湿庫に置いてみました。
これが塗装前です。
そしてこれが塗装後です。
無塗装に比べると箱が防湿庫と同じ色の感じになったので一体感が出ました。
ただ、よく見ると若干だけど防湿庫と色が違いますね。
まあこのぐらいはどうしても仕方がないとは思います。
それでも、木材とスチールがここまで近い状態に寄せることができるのはアイアンペイントすごいなと思いました。
もちろんちゃんと開くこともできます。
アイアンペイントで防湿庫に合わせて箱を塗装:まとめ
今回はアイアンペイントを使用して防湿庫の金属に合わせて木製の箱を塗装してみました。
木製品がどこまで金属に寄せることができるかなと思っていましたが、結果的にはかなり金属に近い雰囲気にすることができました。
これなら、木材やプラスチックなどいろんな材料をアイアン風にできるなと思いました。
ぜひアイアンペイント使ってみてください。
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