こんにちは、なおっぺ@naoppemanです。
我が家の新居がただ今工事中になります。
年明け早々に上棟工事が無事に終わり、担当の大工さんが入ってきました。
大工入りから1週間たち現場を見てきましたのでご紹介します。
まず内観の全景はこんな感じです。
また、以前の記事で上棟工事に関しての記事はこちらです。
筋交い取り付け
筋交いとは
筋交いの施工が終わっていました。
筋交いとは柱と柱の間にある、斜めの構造体です。
我が家は在来軸組工法という工法なんですが、この筋交いが建物の構造として大きな役割をしています。
なので、この筋交いは、のちのちリフォームなどで撤去はできません。
では筋交いがこちらです。
構造計算によってシングルの場合とダブルで付いている筋交いがあります。
斜めに通っている木材が筋交いです。
細かいこと言うと筋交いの寸法は45mm×90mmです。
筋交いの位置は平面図に記載
この筋交いってもちろん取り付け位置などしっかり決められています。
一般的に打ち合わせなどでも見る機会が多い平面図にもしっかり記載されています。
平面図の一部ですがこちら。
ここのどこを見るかというと、三角形の形をしたものがたくさんありますよね?
それが筋交いを意味しています。
三角の斜めが筋交いの斜め方向を記しています。
この図と写真を照らしてみてください。
図面と写真で筋交いの位置が一致しているのがわかると思います。
もしご自身で自宅が工事中の方は見てみるといいかもしてませんね。
筋交い金物
筋交いは木材を斜めに取り付けるだけでは十分に強度を出ないし、力を耐えることができません。
どういうことかというと、しっかりと、金物で筋交いと柱を固定させる必要があるということです。
我が家の筋交い金物はこちらです。
この金物を付けることで、しっかりと強度を出すことができます。
ちなみに、さらに細かい話をすると。
この金物はタナカのリベロⅡという商品です。
締め付けるビスは45mmの専用のビスを筋交い側に6本柱側に8本打ち込みます。
金物締め完了
ホールダウン金物
金物といっても筋交い金物だけではありません。
取り付ける金物の種類や取り付け位置は住宅メーカーによって様々ですが、木造住宅でおおよそ一番重要ではないかと思う金物がこちらの金物です。
これはホールダウン金物といって、基礎と建物をがっちり固定するものです。
建物の四隅や、強度が必要な部分に主に取り付けられています。
地震などの時に建物が上に引っ張られる力をこのホールダウンが引っ張って耐えてくれます。
基礎と固定をするので、このボルトは基礎工事中の段階で基礎の中に埋め込んでおきます。
基礎工事完成時の記事ありますのでよろしければご確認ください。
防水工事
防水工事とは主に2階のベランダの床工事の事になります。
我が家だとこんな感じです。
FRP防水業者
これはFRP防水という防水工事の一種です。
FRPとは繊維強化プラスチックのことで、ガラス繊維やプラスチックなどを混合させて強度を出したものの事らしいです。
これを使用して行うFRP防水ですが、この防水工事は大工が施工するわけではありません
ちゃんと専門の防水業者が行います。
おそらく自分の家の工事では気が付いたら終わってたという方がほとんどだと思います。
だいたい半日で終わって帰っていきそれ以降来ることはないので、ほとんど会う機会はありません。
防水業者がFRP防水工事をやりますが、その前に大工がベランダ床の勾配を付けたり、立ち上がり部分の板材を張ります。
施工直後
ちなみにこのFRP施工直後はすごく臭いです!
都内の現場で住宅密集地でこの工事をやるとよくクレーム来ます。
以前近隣から「家の洗濯物が臭くなるはー」と言われていた監督もいましたね。
色選べるんです
このFRP防水ほとんどが勝手に施工されてる、また設計打合せ時にもあまり話として上がらない部分だと思います。
ですが、このFRP防水は色を選択できるんです。
しかも結構色の種類あります。
でも、だいたいが外壁やお家の雰囲気に合わせて設計さんが勝手に色を決めています。
ちなみに我が家はあれでグレーです。
それ以外にもアイボリーやブルーとかもできます。
お客様もそんなにこだわるポイントではないのでバランスをみて決めているということです。
が、もしご興味があれば調べてみるといいかもしれません。
住宅メーカーによっては色のサンプルも見せてもらえるかもしれませんし。
まあ、家の外で2階ですしそんなに時間をかけるポイントではありませんが……
サッシ取り付け
サッシはリクシル
サッシの取り付けも終わっていました。
我が家のサッシはリクシルのサーモスⅡ-Hです。
簡単に解説するとガラスは2枚ガラス、サッシ枠は外がアルミ、室内が樹脂製になっています。
樹脂はアルミより熱を通しにくく、今どきの新築は室内が樹脂製になってるのがほとんどではないでしょうか?
おそらくローコスト住宅も室内は樹脂だと思います。
更にグレードが上がると外側も樹脂だったり、遮熱、断熱性が向上していきます。
ガラスも我が家は2枚ガラスですが、グレードが上がると三枚ガラスになったりとサッシもグレードによって様々です。
自慢のサッシがこれ
我が家の新居で自慢であり、こだわったサッシがあります。
それがこちらです。
リビングの大開口のサッシです。
3枚の引違サッシで、大きさは2.6m程の幅があります。
このサッシがある向きが南向きです。
そうです日当たり抜群です。
今はまだブルーシートがかかっており分かりにくいですが、いい感じに日が入ってました
このリビングに大きなサッシを憧れていたんです。
嫁がですが……
ちょっと写真だと分かりにくいですがいい感じにデカかったです(^^)/
ちょっとこのサッシは後悔
自慢のサッシもあれば逆にやっちまったと思ったサッシがあります。
それがこれ。
ちょっと北側で日当たりが悪く、暗くて見にくいですが、このサッシを嫁と2人で既にちょっと後悔しています。
なにがっていうとサイズなんです。
ここはそう!トイレなんです。
トイレにしてはサイズ大きいんです。
イメージとしてはもっとスリムなのを勝手にイメージしていました。
私が図面を確認していなかったのですが、ここまで大きいと曇りガラスといっても、外から人がいるのが丸わかりになってしまいます。
トイレはサッシが小さいからカーテンやブラインドを付ける予定をしていませんでしたが、付けようかと検討しています。
サッシのサイズは勝手にイメージで決めるのは危険です!
実際にメジャーで大きさを把握した方がいいと思います。
しかも、大きいサッシを小さくしていればそれだけコストダウンもできたっていうのに……
無駄にお金をかけて大きなサッシを付けてしまいました。
ちなみに1,2階両方のサッシです。
いやーーやっちまったぜ。
まとめ
ということで今回は大工が入って1週間後の我が家の状況を解説させていただきました。
サッシのサイズはしっかり打合せ時に把握をすることを忘れずに!
寸法サイズの大切さを改めて思い知らされました。
勝手なイメージは危ないです。
こんはずではなかった!とならないためにも気を付けてください。
次週は外周に防水紙を貼った状況や屋根工事等を紹介できるのではと思っています。
現場監督から足場登るのこっそり許可頂いておりますので、一応足場の取扱い作業主任者の資格は持ってますし。
別に実務経験あれば誰でも簡単に取れる資格ですが、足場登って屋根の施工状況確認してきます。