- 我が家の外構工事の見積書を公開
- 外構工事の見積書の内容を解説
- サービス工事はあるのか?何をしてもらえるか
今回は外構工事に関して解説していきます。
その中でも、業者にやってもらった工事に関しての費用に関して書いていこうと思います。
我が家が実施した工事は主に、砂利敷きと土間コンの打設です。
では解説していきます。
新居の外構、お庭編
外構工事の見積書を公開
まずは説明どうのこうのより、見積書を見てもらうのが早いと思うので、
見積書をご覧ください。
今回工事した内容で合計金額は70万円でした。
では各工事ごとに解説していきます。
外構工事の見積書の注意点
見積書といっても、業者によって記載の仕方が違ってきたり、金額にも工事によって差があります。
これらは、素人で事細かに理解し、判断するには少し苦労します。
悪く言うと、業者が上手くごまかせばいくらでも見積もりは高額に出すこともできるということです。
なので、複数の業者に見積もりを依頼する際はしっかりと総額で見積もりを依頼することが必要です。
砂利敷きを依頼して、簡易的な見積もりでは砂利敷きの工事だけの金額だけだったけど、後から重機代を請求されたなんてことがあるかもしれません・・・
見積もりの工事名称解説
見積もりを見ていただいた方なら気づいたと思いますが、
砂利敷き、土間コン打ちといっても、工事名称は遣方や、重機、掘削などいろいろな工事が入ります。
なので、砂利敷き、土間コンといっても、その工事の単価だけで判断してはいけないということになります。
では、遣方などの工事名称はどのような工事なのかを少し説明します。
水盛遣方
こちらは、工事の最初にやる工事で、簡単にいうと砂利や土間コンを仕上げる高さや、土間コンを打つ位置出しのことをいいます。
レーダーで高さを測定したり、家の高さに合わせて施工したりするための工事です。
重機回送
重機回送は重機の運送費です。
土間を打つ場所や、砂利を敷く位置を土を漉き取るなどの工事をするための重機を持ってくる必要があります。
また、コンクリートの打設の時にくるミキサー車の回送費と考えることができます。
重機だけの記載だと詳細は分からないので、詳しいことは業者に問い合わせるのがいいともいます
私自身もこの工事名称の重機の具体名ははっきりしていません。
もしかしたら、砂利等を締め固める転圧機なども見積もりに含まれているかもしれませんが、だいたいの見積もりは重機の種類まで詳しく記載がないのがほとんどとなっています。
機械掘削
機械掘削は名前の通り重機に掘削よる作業の手間賃ということになります。
簡単に言うと、土を機械で掘る工事の金額です。
この工事の単位は平米でなく立米になります。
我が家ではこの工事で52,500円ですが、今思うと高いような気がします…
確か丸2日もかかってなかったと思うんですがね。
土間コンクリート
こちらの工事は土間のコンクリートの工事がまとめられています。
この工事の中には重機で掘削した後の場所に上記の写真のように、砕石という砂利を敷きこみ、転圧しワイヤーメッシュを並べます。
この後にコンクリートを流し込むというわけです。
コンクリートを流した後はコテもしくは刷毛で均し作業も行います。
このような工事を一式で土間コンクリート工事という名称で記載されています。
コンクリートの材料費なんかもここに含まれると思います。
仕様に記載されている、内容を解説すると。
砕石t=120・コンクリートt=120以上というのは、砕石とコンクリート共に120mm以上の厚さで施工しますという意味です。
改めて見るとそんなに我が家は厚く施工されてたっけと思いますが…
目地
目地とはコンクリートの亀裂防止のために入れる亀裂防止策のことです。
いくつか種類がありますが、我が家はコンクリートを切る専用のカッターで切れ目を入れて目地としています。
それ以外にも、V形にコンクリートに溝を付けるV目地やゴムの部材を入れて亀裂を防止する方法なんかもあります。
敷砂利
これは砂利敷きをする工事費用です。
この名称の中には砂利の材料費と砂利を敷く工事費が一緒に含まれています。
仕様に記載されている、C0-40とは砂利の大きさを表しており、0~40mmの大きさのバラバラな砂利を使用しますということです。
残土処理
砂利と土間コンを打つために掘削した土の処分費用、また均し工事のことです。
1立米の土を処理するのにおよそ4,500円掛かるということです。
これが高いと思うか、安いと思うかは人それぞれですかね。
私は高いと思ってしまいましたが、業者が言うには、栃木は残土を受け入れる場所があるからまだ安いらしいです・
そういえばですが、現場監督時代埼玉で働いていましたが、基礎工事で出た残土代を1立米8,000円ぐらい支払ってたのを思い出しました。
ということでこの工事費用は地域によって金額の差がでるということですね。
諸経費
諸経費はこれという決まりがない為、業者によって内容はバラバラです。
もともと一律で諸経費としてい待っているところもあると思います。
我が家は700,000円の工事で37,446円の諸経費なので
1つの目安にでもしていただければいいのではないでしょうか。
これより大きい割合で諸経費を計算している業者がいれば、値引きのチャンスかもしれません!!
外構工事でサービス工事はあったのか
ここまで見積書をベースに解説をしていきました。
実は見積もりには記載されていないサービス工事をいくつかやってもらえたのでお伝えしておこうと思います。
サービス工事はどんどん狙っていった方がいいと私は思います。
手作業で自分で1時間かけてやる内容も重機があれば半分以下の時間で終わる内容もあります。
自分では大変なのでちょっとしたことであればついでにやってもらえることも多いと思います。
監督時代からの業者さんにお願いするときの私のちょっとしたテクニックですが、
ついでという言葉は非常に便利な言葉で、タダとか無料とか具体的すぎる言葉を使わずにサービス工事をお願いできる魔法の言葉です。
是非皆さん、ついでのぎりぎりを攻めてサービス工事をお願いしてみたらいかがでしょうか?
サービス工事1.ブロック組工事
土間コンを打つ高さを業者と検討しているときに、お隣との境界ブロックより土間が高くなってしまうという問題がありました。
勾配を緩くするなり対応策を考えていましたが、最終的には業者がサービスで15mほどの長さに1段ブロックをサービスで積んでもらうことができました。
正直隣との境界ブロックがもともと低くて少し抵抗があったのでラッキーでした!
サービス工事2.整地と砂利のサービス
砂利を敷く範囲は車が通るアプローチだけでしたが、庭が荒れ放題なのを見て重機でついでに土を掘り起こして整地してくれました。
また、2,3㎝ほどですが薄く砂利を敷きこんでくれました。
もともと写真のところは工事の予定がなかったのでこれはかなり助かりました。
サービス工事3.家の裏側の整地と砂利敷
ついでのついでで家の裏側にも整地と砂利を敷いてもらうことができました。
ここも、何にも考えていなかったので、ここまでやってもらえればかなり助かりました。
外構工事の値段:まとめ
今回は外構工事の見積書に関して書いていきました。
建設業の見積書って正直素人には分かりにくい点が多くあります。
なので、こちらの記事を参考にしていただければと思います。
また、私の載せた見積もりを見て比較するのもいいのではないでしょうか。
値引きの交渉をするのに我が家の見積書を印刷する等はご自由に使用してもOKです。
外構工事に関しては今後も書いていこう思います。