こんにちは、なおっぺ@naoppemanです。
以前イケアの食器棚を検討した記事や、見積もりを出した記事を紹介しました。
そして、新居の完成と共に、実際にイケアで食器棚を購入しました。
今回はその購入した食器棚の紹介と、組立を実際に自分で行ったのでその内容を書いていきたいと思います。
- イケアで食器棚を検討中の方
- イケアの食器棚を使っている人の感想を知りたい
- 組み立て費用を浮かせようと自分でやろうか検討中の方
- 組み立てを自分の力でできるか知りたい方
以前のIKEAに実際に行って検討した内容や家具屋さんなどを回った時のことを書いている記事が下から見ることができます。
まだ見ていない方はぜひ見てみてください。
新居が完成したので、Web内覧会の記事で新居を紹介しています。
下の一覧で見ることができますので、 気になる記事があればぜひ見てみてください。
IKEAの組み立てる食器棚を公開
まずはどんな食器棚を組み立てたのかをご紹介します。
こちらがイケアで購入して組み立てた食器棚になります。
別の記事でも紹介しましたが、簡単に食器棚に関して説明すると。
- 扉とキャビネットの色はチャコール
- カウンターは木製のオーク材
- 取っ手はイケアで気に入ったものが無かったので、自作
- オプションでソフトクローズと引き出しの側面にガラスを追加しています。
それと食器棚の配置ですが、写真で分かるとおり、奥側が空いています。
これは、ゴミ箱を置くスペースになります。
奥にしたのはダイニングやリビングからゴミ箱を見えにくい位置にしたかったからです。
食器棚を組み立てるのに必要な工具は?
まず組立を自分でやるにあたって必要な道具をご説明します。
絶対あった方がいい工具
インパクトドライバーもしくは電動ドリル
まずこれは絶対必要です
「自分は、手回しドライバーで頑張るから大丈夫!!」
なんてことは考えない
でください。
絶対後悔します。
キャビネットの引き出しを7個近く組み立てて、木材の中では硬い種類ののオーク材をビスで固定するなどとても手回しドライバーではできません。
安くてもいいのでインパクトドライバー
IKEAに組み立て用工具として電動ドリルが3000円ほどで購入できるのでそれでもいいでしょう。
もう少ししっかりしたものがどうせなら欲しいという方はアマゾンで5000円ほどで購入できる力のある電動ドリルを紹介しているので下の記事を参考にしてみてください。
丸ノコ
イケアのカウンター材やサイドパネル、脚の部材を隠す化粧材など自分で切るものがいくつかあります
その際に丸ノコを使用してカットしました。
ようは部材をカットできる道具が必要です。
こればかりはある程度電動工具を使用できる技術が必要となってしまいます。
クランプ
クランプ
食器棚のキャビネットどうしをビスで固定する工程の時や、カウンターとキャビネットを肯定する際に使用します。
片手で抑えて片手でビスを打つのはかなり無理があるやり方なのでしっかりとクランプ
できればあった方がいい
ゴムハンマー
ゴムハンマー
通常のトンカチだと叩いたときに傷付いてしまうこともありますが、ゴムハンマー
ドリルビット
電動ドリルとドリルビット
上のような6角のドリルビットならインパクトドライバーに取り付けることもできます。
IKEAの食器棚は取っ手部分を取り付ける際に下穴が開いていないので自分で開ける必要があります。
またオーク材を金具でビス止めする際などにも下穴を開けるようにあった方がいいです
マスキングテープ
私が組み立てた食器棚は脚の部材がプラスチック製でした。
脚の部材を組み立てる際に物によって、きつさにばらつきがありました。
その際に緩い部材にはマスキングテープ
また、取っ手の穴を決めるときの印をつける際にマスキングテープ張ればマスキングテープに下書きを書くことができるのであると非常に便利です。
水平器
水平器
写真のようなしっかりしたものではなく100均でもいいので安いものが1つあった方がいいでしょう。
新居にIKEAの食器棚の材料が届きました
ではここから、組立をした時の話を中心に書いていきます。
住宅メーカーから新居の引き渡しを受けた翌日にイケアから予定通り食器棚の部材が届きました。
写真のものが全てです。
まず、思ったのが何が何の部材なのかがさっぱりわからん!
仕方ないので、まずは一つ一つ梱包を開けて分かりにくい取説と睨めっこが始まりました。
イケアは、食器棚としての一冊の組み立て説明書がありません。
どういうことかというと、部材ごとにばらばらの説明書があるだけです。
例えば、キャビネット、引き出し、サイドパネル、カウンター、脚材など全てばらばらの組み立て説明書になります。
そのばらばらの説明書を見ながら自分で理解していかないといけないということです。
この理解にまず時間かかります。
おそらく私で組み立て始めるまでにここで30分近く費やしたと思います。
IKEAの組み立て説明書は1つ1つの部材ごとの説明書しかないためどの部材から組み立てるのか、全体の工程は自分で考えてやらなければいけません。
組み立てる前に床の養生を忘れずに
組み立てる前に梱包のダンボールでも引っ越し時のダンボールでもいいのでフローリングが傷つかないようにちゃんと養生をしましょう。
組み立てていく途中に不注意で床を傷つける可能性があります。
新居を早々に傷を付けてはさいあくなので気を付けてください。
1.まずはキャビネットを組み立てる
いろいろ悩んだ結果キャビネットをいったん組み立ててみることにしました。
組み立てるだけ組み立てて、引き出し用の金具などは引き出しを組み立ててからにしようと思い、途中まで組み立てました。
2.引き出しの組み立て
次に引き出しの組み立てをすることにしました。
キャビネットを仮組したことでなんとなく先が見えてきた部分もあり、いい感じの流れでした。
ただ、この引き出しが一番面倒で手間がかかりました。
なぜかというと数が多い!多すぎる!!
家のタイプは引き出しが合計8セットあるんですが、これを1人でひたすら組むのはなかなかつらいです。
しかも、引き出しを取り付ける位置によって正面のパネルの位置をづらして組み立てたりとなかなか細かい注意点もあり大変でした。
結構イライラしながらやったのを覚えています。
しかも、案の定正面のパネルの取り付け方を間違って、全然ばらすことができずにここでも時間を取られてしまいました。
1つ組み立てるのに、だいたい平均10分前後は掛かっていたと思うので、単純に引き出しの組み立てだけで、80分以上は掛かっていたと思います。
これが引き出しの完成形です。
脇の部分にオプションのガラス板が入っています。
このアクリル板がないと食器が落ちてしまいそうなので、ガラス板は絶対つけた方がいいと思います。
3.キャビネットの組み立てに戻ります
3-1.脚の部材取り付け
引き出しが終わったので、キャビネットの組み立てに戻りました。
写真のものは脚の部材で素材がプラスチックです。
ちょっと安っぽい感じがしました。
この脚の部材と床とが接する部分に丸い輪っかの部材をはめるのですが、
これが、きつかったり緩かったりばらばらなので、このようにマスキングテープできつさを調整しました。
この脚の部材は最終的には目隠しのプレートを取り付けて見えなくていいのでマスキング見えても今は問題ありません。
脚の部材はきつさにバラツキがあるので、マスキングテープを巻いて調整をするといいでしょう。
3-2.キャビネットの組み合わせ
キャビネットに脚の部材を取り付けたら、次はキャビネットを取り付ける位置に移動してキャビネットどうしの組み合わせです。
組み合わせ方は、片方のキャビネットの側面からビス打ちになります。
いったんクランプでズレが無いようにしっかりと調整して固定をしてからビス打ちをします。
しっかり固定するためにも、2~3個はクランプがあった方がいいです。
この時クランプで固定してから微妙なずれがあったらゴムハンマーで端を叩いて調整をするとやりやすいです。
3-3.キャビネットの壁固定
キャビネットどうしを組み合わせたら、一度固定したい場所設置します。
その後、壁にビスで固定をするんですが、その前に水平器で一度水平を当たっておきます。
壁に固定してから、水平を直すのは大変なので、固定前に確認をします。
キャビネットを壁と固定をする前に水平器で水平を確認してから固定をすること。
ちなみに、我が家はキャビネットを壁に固定するために新居の工事中にビスが効くように下地を入れておいてもらいました。
なので、ビスを打って簡単にできましたが、食器棚を取り付ける場所に下地を入れてない方は下地が無い壁用の部材があるらしいので、もし下地が入っていないならIKEAに行ってご自身で確認してみてください。
それと壁に固定するためのビスは付いてこないので、自分で購入して準備するようです。
3-4.引き出し用のレール取り付け
次にキャビネット用のレール金物を取り付けます。
これも取り付ける場所によって、ビスを打つ位置が微妙に違ったりややこしくなっています。
分かりにくい説明書を見ながら間違わずに取り付けていきました。
左右間違えて付けやすいので気を付けて取り付けてください。
4.引き出しの取っ手取り付け
もうこれに関しては取説もマニュアルもなんもないです。
イケアで取っ手を買えばちゃんと取説が付いてくるんでしょうか?
ということで、取っ手を自作したので、ここは自己流で取り付けていきます。
私の場合は取っ手のビスを固定する場所がずれないように穴を開ける治具を作成してそれに合わせて穴を開けて取り付けていきました。
5.カウンターの加工と取り付け
5-1.天板のカウンター丸ノコでカット
これもなかなか大変でした。
というのも、イケアのカウンター材はぴったりのサイズに切って配送してくれません。
自分でカットする必要があります。
丸ノコでカットする木材って大工でも、ホワイトウッドや赤松など木材の中でもやわらかい材料がほとんどなんですが、オークは普段家具などにも使用される材だけあって硬いです。
しかもかなり重い!!
なので、長い方を1回カットするだけでも一苦労です。
全然丸ノコが前に進みません。
これはイケアの食器棚を組み立てる一番の苦戦するところかもしれません。
電動工具や丸ノコなど使用した事ない人にとっては簡単で出来ることではないと思います。
頑張って丸ノコで切断をしたら電動サンダーで表面を仕上げてから自然塗料で塗装をしました。
一度取り付けてからだと塗る時に壁紙を汚すリスクがあるので、面倒ですが今のうちに一度塗っておきました。
IKEAの天板はサイズに合わせてカットしてくれません。
またオーク材は非常に硬くて重い木材なので、丸ノコでカットするのはかなり大変です。
5-2.カウンター取り付け
我が家の食器棚は片側がキャビネットが無いので壁にカウンターを固定するための金具をホームセンターで購入して補強をしました。
ちなみにカウンターをキャビネットに固定するときも、クランプで固定してからビス止めすると、安定して作業ができるのでおすすめです。
6.サイドパネルと、足元の部材を取り付け
ここまで来たらあと一息です。
キャビネットのサイド部分はチャコールなどの色が付いていなくホワイトなので、別でサイドパネルを化粧材として取り付けなければいけません。
これも、自分でカットする必要があるため、まっすぐに切る技術がないと、見た目に影響が出てしまいます。
また、脚の部材を隠す目隠しのプレートのようなものを脚に最後に取り付けますが、これも、自分で採寸してカットして取り付けます。
これを一苦労ですが、見栄えの為に頑張りました。
7.最後に扉の調整
最後に引き出しの傾きやゆがみなどを調整するところがあるので、微調整をしてついに完成です。
IKEAの食器棚の組み立て作業時間はどのくらい?
一苦労、二苦労してやっと完成できましたが、1人で作業してではどのくらい時間が掛かったかというと、2日に分けて作業しましたが時間にすると5,6時間はかかったと思います。
初めてやったので、理解するのに時間が掛かったり、木材のカットや引き出しの多さに思ったより時間が掛かってしまいました。
次組む時は半分くらいの時間でできる自信はありますがもうやらないです。
IKEAに組み立てをお願いするとそもそもいくらかかる?
今回自分で組み立てたので、組み立て費用を削減することができましたが、ではいくら節約できたかというと。
今回の商品をイケアにお願いすると組み立て費用で25,000円掛かります。
内訳は基本工賃5,000円+商品金額の20%が組み立て費用になります。
我が家の食器棚は10万円だったので25,000円ぐらいはしたということです。
新居の引っ越し時期は何かとお金がかかるので、25,000円節約できたのは大きかったです。
IKEAの食器棚は素人で組立できるか?
普段DIYや、電動工具を使用しない人がイケアの食器棚を組立できるかというと、
はっきり言ってできないと思います。
今回の我が家の食器棚での話になりますが。
まず、カウンター材やサイドパネルを自分で、精度よく丸ノコを使用してカットするのはそれなりの技量が必要になります。
また、引き出しの取っ手も精度よく穴を開けて取り付けなければいけません。
一回やってみようという軽い気持ちでやると後悔します。
それに、途中で止まってしまうと、材料がたくさんあるので、組立途中の材料でリビングが占領されてしまいます。
最後まで組み立てる自信がない方はイケアにお願いするのをオススメします。
IKEAの食器棚の使いやすさは?
イケアにありがち?なちゃっちい感じもなく、機能的にも問題ないと思います。
更に我が家は引き出しのソフトクローズ機能をオプションで入れておりを閉める際に、ゆっくり閉まる機能があるので、これも非常に便利に機能しています。
イケアの食器棚を検討している方はこの機能を少し高くなっても取り入れた方がいいです。
私は実際にイケアでソフトクローズなしの引き出しを見ましたが、ソフトクローズなしだと引き出しの金具がちょっとしょぼいです。
また、引き出しの側面にガラスを入れることができます。
というのも、通常だと側面がスカスカに空いているんです。
なので、引き出しを開けた時に食器が落ちてしまう可能性があるので、これも取り入れることをおすすめします。
IKEAのカップボードの組み立て方:まとめ
イケアの食器棚を組み立てるには正直ある程度電動工具を使用できて使い慣れていないと組み立てはできないといっていいでしょう。
ただ、自分で組み立てると2万円以上の費用を浮かすことができてお得感がデカいです。
自身のある方はご自身で組み立てるのもいいのではないでしょうか。
新居の工事状況を解説していますのでよろしければ見てみてください。