木工How-to 入門編

木工DIYで最初に揃えたい便利な電動工具ベスト3

木工DIYで最初に揃えたい便利な電動工具ベスト3

こんにちは、木工職人で木工DIYクリエイターのNaotoです。

木工職人として働きながら、Youtubeで動画の投稿を中心として、ブログも書いたりしています。

Youtubeチャンネル『Naotoの木工DIY部屋』では自分のDIYの作業風景や木工DIYを初心者向けにやり方や作り方などを解説しています。

この記事で学べること
  1. DIYを始めたばかりで最初に買う電動工具のオススメが分かる
  2. どの順番で電動工具を揃えればいいか分かる
  3. 電動工具の良さ、便利さなどが分かる

それでは今回はこちらのテーマです。

「最初に揃えたい便利な電動工具ベスト3」

こちらを解説していきます。

 

DIYを続けているとやっぱり電動工具が欲しくなるものです。

どうしても手工具では限界が出てきてしまうんですね。

 

ということで、今回は木工DIYを始めたばかりの方向けに最初に揃えた方が良いと思える電動工具をランキング形式で3種類紹介します。

選ぶ基準は

1:安全性 怪我等の恐れが少なく安全なもの
2:作業性 使用することで作業効率が上がるもの
3:クオリティーの向上 使うと作品の完成度が上がるもの

この3つを基準として選んでいます。

ぜひ、この記事で初めて、もしくは今後購入する電動工具の参考にしていただければ嬉しいです。

この記事の内容はYoutubeで見れるので、もしこの記事が参考になったよかったと思ってくれたら、一言でも動画のコメント欄に感想を書いてくれると今後の記事作成の励みになります!

Youtubeチャンネル:『Naotoの木工DIY部屋』

第3位:電動サンダー

まずは第3位から紹介していきます。

第3位は電動サンダーです。

1:電動サンダーは研磨の作業性が抜群に上がる

電動サンダーはサンドペーパーつまり、紙やすりを取り付けて使用することで、パッド部分が振動したり回転することで木材の表面を素早く研磨をしてくれる電動工具になります。

 

木材の研磨は表面の荒れた部分をきれいにしたり、塗装前の仕上げなどするうえで必須の工程になります。

 

そして研磨をサボると絶対に作品のクオリティーが落ちます。

 

ただ、経験がある方ならわかると思いますが電動サンダーを使用せずにサンドペーパーを角材や専用のホルダーに挟み手作業で研磨をするって結構大変ですよね。

小物などならまだ研磨する範囲が少ないのでいいのですが、テーブルや本棚など大型の家具の材料を全部手作業で研磨するとなると相当時間も体力も消費します。

そして次の日は腕がパンパンで筋肉痛です。

 

なので、電動サンダーがあるとかなり作業性が良くなり完成したときの出来栄えも良くなるため最初に揃えておくといいなと思い3位に選びました。

2:電動サンダーを買うならランダムサンダーがオススメ

ちなみに、電動サンダーはオービタルサンダーやランダムサンダーなどの種類があります。

一番オーソドックスなのは市販のサンドペーパーを使うことができるオービタルサンダーになります。

でも、自分のなかでオススメはランダムサンダーになります。

ランダムサンダーはオービタルサンダーに比べてパッド部分が回転するため、オービタルサンダーよりも強力に研磨をしてくれます。

また、回転運動の効果で集塵効果が高いので研磨した粉が舞いにくいと言う特徴もあります。

このボッシュのランダムサンダーを買ったのもボッシュ独自の集塵システムによって集塵力が高いということこかマキタやハイコーキでなくこの商品を使用しています。

サンドペーパーは専用のものを購入する必要があるため少し割高になってしまいますが、マジックテープ式で交換も簡単なので僕としてはランダムサンダーがオススメです。

少し古い記事ですが、ボッシュのランダムサンダーに関して以前レビュー記事を書いていたのでリンクを載せておきます。

よろしければ参考にしてみてください。

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第2位:ジグソー

それでは続きまして第2位が

ジグソーになります。

1:ジグソーは切断工具の中で一番安全な電動工具

ジグソーとは木材を切断するための工具になります。

比較的電動工具の中でも切断する工具というのは危険性がどうしても高いんですね。

その中でも危険性が少なく電動工具に慣れていない方でも使いやすいのがジグソーになります。

 

ジグソーは刃を上下に動かしてカットするのに対して、丸ノコは円盤の刃が高速回転することで木材をカットします。

このため、丸ノコはカット時の綺麗さは圧倒的に高いですが、一歩間違うと大怪我につながる非常に危険な工具でもあるんです。

それに比べて、上下に動くだけでジグソーは丸ノコほどの大怪我にはなりにくいのでDIYを始めたばかりの方にはオススメとなります。

2:ジグソーは曲線やいろんな材料をカットでき多用途な切断が可能

ジグソーはこのようにブレードと呼ぶ刃を上下運動することで切ることができます。

このブレードを切り替えることによってアルミや鉄板などを切断することが可能になっています。

また、直線カットだけでなく、曲線のカットも可能なため切断工具の中でも多用途に使用できる電動工具がジグソーとなります。

金属のボルトもカットできるし、

曲線カットも得意!

3:ジグソーはカット時の精度やスピードは丸ノコに勝てない

ただ、ジグソーには欠点があり、どうしても丸ノコやスライド丸ノコなどに比べると工具の特性上、切り口のキレイさや、精度、スピードなどが決して高いとは言えないんですね。

このように真っ直ぐ切るだけなら丸ノコの方が圧倒的に向いています。

4:やっぱり安全面で最初はジグソーがオススメ

丸ノコは先程のように綺麗な切断面と真っ直ぐな切断により仕上がりスピードともに非常に魅力的な電動工具です。

ただし、最初にもお伝えしましたが丸ノコはかなり危険です。

もちろん正しい使い方で使用すればとっても便利な電動工具です。

なので丸ノコは最初に持っていた方がいいという意見も良く聞きますが僕としては賛成できないんですね。

DIYなどものづくりをすることにある程度慣れている方なら良いかもしれませんが、

慣れてないで使い方を知らずに丸ノコを使うと本当に危ないので、モノづくりにまだ慣れてない時は無理して丸ノコを購入せず、ジグソーを使ったほうがいいです。

今後ジグソーに関してはきれいにカットする方法などを紹介したいなと思っています。

 

現在使っているジグソーは中華製の商品になります。

商品のレビューと一緒にジグソーの仕組みも解説しているのでよろしけば参考にしてみてください。

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使用している丸ノコはマキタのバッテリー式です。

第1位:インパクトドライバー

はい、それではここまで3位、2位とお伝えしてきましたが、

第1位はインパクトドライバーです。

1:木工DIYでインパクトドライバーは必須の電動工具

インパクトドライバーはビスを締めたり穴を開けなどの作業時に使う電動工具です。

木工DIYをするのにインパクトドライバーは絶対必要な電動工具になります。

 

なぜなら、木工DIYで木材の固定、接合はビスを使うことが基本だからです。

ビスはこのようなネジですね。

ただ、このビスを締めるという作業は電動工具がないと、かなり大変な作業になります。

というかですね、ほぼ手締めのドライバーで締めるのは無理と思った方がいいです。

 

これが他の電動工具の場合だと例えばジグソーの代わりはノコギリや、ホームセンターでカットしてもらうことができるし、電動サンダーがないから手作業で研磨をするということはまだ可能です。

ですが、ビスを締めたり穴あけを手作業でやるのは不可能なんですね。

 

特にこのしっかりとビスを締め付けるインパクトドライバーの締め付けは手締めでは無理です。

だからこそ、初めて電動工具を購入するならインパクトドライバーがオススメです。

2:電動ドリルよりインパクトドライバがオススメ

ちなみに電動ドリルとインパクトドライバーでどちらを最初に購入するか悩む方もいると思いますが、

僕は絶対インパクトドライバーをオススメします。

それはビスを締めるときの打撃という性能がインパクトドライバーにはあり、しっかりと締めることができるからです。

打撃とは上の映像を見ていただきたのですが、「ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!」という音がしていると思いますが

これがビスをグッと締め付けているんです。

擬音での説明で伝わっていなかったらすみません・・

 

つまりこの打撃が電動ドリルにはないため、

電動ドリルだとビスの頭を痛めてしまったり打撃がない分締めにくいということです。

打撃がなくても薄い木材や合板ならビスを打つことはできますが、SPF材などの厚みのあるものをビス止めするこきは打撃による力が必要になるのでインパクトドライバーがオススメということ。

このような六角軸のビットを購入すればインパクトドライバーで穴あけをすることもできるので、最初に購入するときはインパクトドライバーにしましょう。

 

使用しているインパクトドライバーは古くて取り扱いがないため、類似品を載せておくので参考にしてみてください。

電動ドリルはレビュー記事書いているので参考までに

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最初に揃えたい便利な電動工具ベスト3:まとめ

それでは今回は

最初に揃えたい便利な電動工具ベスト3」でした。

振り返ると

最初に揃えたい便利な電動工具

1位:インパクトドライバー

2位:ジグソー

3位:電動サンダー

電動サンダーは電動工具の研磨力で、作業製が高くたくさんの研磨をすることができる。

ジグソーは木材をカットする電動工具の中で比較的安全で多用途な使い方が可能。

インパクトドライバーはビスを締めたり穴を開けたりする作業で木工DIYには必須の電動工具

ということでした。

だからこそ初めて電動工具を購入するならインパクトドライバーを買うことをオススメします。

そして、ランキングの順でジグソー、電動サンダーの順で集めていくと良いと思います。

 

更に慣れてきたらもちろん丸ノコや電動ドリル、後はトリマーなどもぜひとも使ってみて欲しいですね。

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いろんな電動工具を使用するとまたDIYが楽しくなるのでぜひ色々電動工具を揃えて、電動工具の沼に浸かってみてください!

 

ということで「最初に揃えたい便利な電動工具ベスト3」でした。