こんにちは、なおっぺ@naoppemanです。
「日本人なら畳がある家に住みたい」
という考えはもう古いのでしょうか?
そんな、畳に関しての我が家の考えを書いていきたいと思います。
我が家は和室ではなく、タタミコーナーとして畳を設置しました。
そして大きさはなんと2畳だけです。
畳2枚分のスペースしかありません。
そして小上がりにしています。
そんなタタミコーナーですが、私は非常に満足しています。
なのでこの記事では畳が新居にあった方いいのかということに関して我が家の考えをご紹介しようと思います。
そして、使い勝手やこだわりなんかもお伝えしていきます。
新居を計画するうえで参考にしていただければと思います。
結果から話しておくと、小さなスペースでも畳があると非常に便利なのでオススメです。
間取りの決め方で玄関にポイントを置いた記事です。
我が家は2畳のタタミコーナーにした理由
まず我が家は畳の部屋をどのようにしたのかという話を使用と思います。
我が家は畳はありますが、和室はありません。
どういうことかというと、タタミコーナーという和室とは違う畳の空間をつくりました。
我が家で言うタタミコーナーとは、和室のような1つの部屋でなく、リビングの一角に畳のスペースを設けています。
こんな感じにリビングと一緒の空間に畳があります。
そして、コーナというだけあって大きさはたったの2畳です。
畳2枚分の小さなスペースしかありません。
本当は和室を作りたいという考えもあったんですが、優先順位を考えた結果我が家は和室よりリビングの広さを優先しました。
ですが、畳は欲しい。
ということで2畳だけのタタミコーナーになりました。
2畳しかないタタミコーナーの使い勝手は?
タタミコーナーを設けて良かったと思える点が私としては3点あります。
- 来客や買い物帰りの荷物の仮置きができる。
- 赤ちゃんや子供の遊べるスペースになる。
- ごろごろできるスペースが最高!!
というわけでこの3点に関して解説しようと思います。
荷物の仮置きができるのが便利
たった2帖しかないタタミコーナーですが、私としては小さくても作ってよかったと思っています。
この小さいスペースでもちゃんと畳でごろごろできます。
そして、リビングと同じ空間にあるからというメリットなんですが、このタタミコーナーに物を仮置きしやすいのが意外と便利でした。
というのも、来客時や買い物から帰ってきたときの荷物を畳に置くことができます。
もし、畳がない場合は我が家の無垢フローリングに直置きになってしまうので、傷などが付くの可能性がありますが、畳ならほとんど問題ありません。
なので、我が家の場合は来客時には荷物は畳に置いてといって畳に置いてもらっています。
赤ちゃんや子供の遊べるスペースになる。
畳はフローリングと比べると柔らかい素材なので、子供などが遊んでいても安心です。
我が家にはまだ子供はいませんが、友人の家族が遊びに来たときはタタミコーナーが子供の遊びスペースになっています。
また、赤ちゃんのオムツ交換なども畳があると、赤ちゃんを横にすることができるのでやりやすいというメリットもあります。
ごろごろできるスペースが最高!!
これが我が家でタタミコーナーを設置した一番の理由かもしれません。
妻も私も共に実家に畳があったので畳があるのが普通でした。
そして、今では畳がない住宅も普通にありますがそれだとゴロゴロできないです。
ソファーやカーペットでもゆっくりはできますが、畳でのゴロゴロはまた違うんです。。。
だからこそ、少しのスペースでもゴロゴロできる畳を設置しといてよかったと思っています。
我が家がタタミコーナーの床の高さを上げている理由
我が家のタタミコーナーはリビングの床の高さに比べて、20cm程高くなっています。
これには私なりのちゃんとした理由が2つあります。
- タタミコーナーとリビングの空間の仕切りとしての役目
- ちょっとした座るスペースになる。
- 裏のパントリーに置く冷凍庫のスペース確保
ではこの3つの理由を解説します。
小上がりはタタミコーナーとリビングの空間の仕切りとしての役目
床アップをしないでタタミコーナーをリビングと同じ高さで設置すると、リビングと全く同じ空間に畳があることになり、空間としてつながった形になってしまいます。
これだと、「リビング」「タタミコーナー」という空間のメリハリがないんです。
だからといってこの2畳ほどの狭いタタミコーナーに扉や壁を設置するのは窮屈さが増してしまいます。
だからこそ、リビングにタタミコーナーがあるという、同じ部屋けれど小上がりを付けることによって空間を分けることができているということになります。
「言いたいこと伝わっているかな……?」
小上がりはちょっとした座るスペースにもなる
床を上げることによってそこが簡易的なベンチのようなスペースになるんです。
なので、少し腰を掛けたりすることができます。
そして、個人的にメチャメチャ良かったのが、2歳ぐらいの子供がこの小上がりにちょこんと座っているのがメチャメチャかわいかったんです!
他にも畳は地べたに座るので腰が悪い人やお年寄りには座りにくいですが、床が上がっているとリビングから腰を掛けやすくもなるんです。
小上がりになっているだけでベンチのような役目にもなってくれるということです。
裏のパントリーに置く冷凍庫のスペース確保となっている
これは我が家の間取りの独特の工夫になります。
タタミコーナーの奥に棚が見えると思いますが、床を高くしているのでこの棚の高さもリビングからの高さから比べると高くしています。
そのおかげで、棚の裏にキッチンのパントリーがあるのですが、そこに設置する冷凍庫のスペースの確保に繋がっているんです。
図解で説明するとこういうことです。
もしこのタタミコーナーの床がリビングと同じ高さであれば、タタミコーナーの棚の高さも今より低くなってしまうので図のように冷凍庫を置くスペースを確保できませんでした。
詳しくは、パントリーの冷凍庫を置く我が家の間取りの工夫をまとめた記事があるので一緒に読んでみてください。
リビングと空間に合っても違和感のない縁なし畳はオススメ
我が家は昔からよくある縁のある一般的な畳ではなく、縁なしのいわゆる琉球畳を使用しています。
これもちゃんと理由があります。
縁無し畳は和以外のデザインにも合わせることができる
それは、リビングにタタミコーナーを設置するので和の雰囲気が強くなり過ぎないようにしたかったからです。
私が思うに縁があると「畳」という和の主張が強くなり、反対に縁がないだけで何となく和という感じが薄くなると思うんです。
だから縁なしを選択しました。
写真を見てもらっても分かると思いますが、我が家のリビングのフローリングは無垢フローリングで材種にウォールナットという色の黒い特徴的な木を使用しています。
全くの和とは正反対です。
ですが、畳と無垢フローリングが並んでいてもそれほど違和感がないと思います。
なので、縁がない畳を使用するだけで和以外の住宅のデザインにも合わせることができるということです。
無垢フローリングに関して良さを伝えている記事があるのでもし興味があれば読んでみてください。
縁なしで本物のイ草を使用することにこだわり
我が家の縁なし畳ですが、「和が強くなり過ぎないように」といいながらも、ちゃんとイ草が使われている本物の畳です。
これも我が家のこだわりです。
今では和紙を使用したりして作っている縁なし畳が建材メーカーで販売されています。
ですが、ちゃんと本物イ草を使用してイ草のいい匂いを我が家は欲しかったんです。
といっても今主流の和紙を使用した縁なし畳はカラーバリエーションも豊富で痛んだら簡単に交換できるなどコスパもいいので、本来ならこちらを選択した方がよかったのかもしれませんが、それでも本物の畳がよかったと思っています。
2帖の小上がりタタミコーナーえ設置した話:まとめ
今回は我が家のタタミコーナーを設置した理由や畳があると便利な点等を紹介してきました。
今の時代の新築住宅は畳が本当に減りました。
私が現場監督をやっていた時からそもそも畳がなく洋室しかないことの方が普通でした。
それでも我が家は畳を設置しました。
2帖でも畳があるだけでいろんなことができて非常に便利なのでぜひタタミコーナーという新居の選択肢も考えてみてください。
もし我が家の新居にご興味を持ってくれた方は、Web内覧会として新居を紹介しています。
下の一覧から見ることができるので、気になる記事があればぜひ見てみてください。