「家づくりは何からやればいいの?」
「今からどのくらいの期間で注文住宅に住めるの?」
この記事ではこのような住宅購入に関した悩みに応える内容となっています。
この記事で分かることは下記のとおり。
- マイホーム(注文住宅)が欲しいと思ってから入居までの流れがわかる
- 家づくり全体のスケジュール感をつかめる
- これから何をしていけばいいかがわかる。
マイホームを検討しているけど、何から始めればいいのかまだ把握していない方はぜひこの記事を参考にしてください。
この記事を書いているぼくの経歴をお伝えしておきますね。
過去住宅メーカーの現場監督として6年間働いていた経験があります。
実績としては、3年連続で年間100棟を超える住宅を管理し、合計400棟以上の住宅を現場監督として完成させました。
専門的な資格を「一級施工管理技士」、「二級建築士」、「宅地建物取引士」に合格しており建築や住宅に関しては高い専門知識も持ち合わせています。
また3年前に注文住宅を購入し、マイホームを購入した者としての実体験もお伝えすることができます。
住宅メーカーで働いていた実績と、マイホームを購入した経験から家づくりに関して解説していきます。
- 注文住宅の家づくりに必要な期間は8〜15ヶ月
- 注文住宅購入時の3パターン
- 注文住宅『現在〜入居』までのスケジュール
- 注文住宅の購入は入居までが長い
- LIFULL HOME'Sを利用して楽して情報収集しよう
- LIFULL HOME'Sを利用するメリット
- まとめ:注文住宅の『現在〜入居』までのスケジュール
- DIY初心者向けにインスタグラムやっています
注文住宅の家づくりに必要な期間は8〜15ヶ月
マイホームが欲しいと思ってから、入居するまでは思ったより期間が長いと思った方がいいでしょう。
新築の住宅と言っても、大きくは2種類に分けることができます。
それが、「注文住宅と分譲住宅」です。
主に注文住宅の方が理想の家づくりをすることができますが、打ち合わせなどやることが多く、少しスケジュールが複雑です。
なのでこの記事は、注文住宅に関しての内容となっています。
それでは、注文住宅を建てたいと思ってから、入居するまでどのくらいかかるのか、
ズバリ
「8〜15ヶ月」です
どうでしょうか?長いと思いましたか、短いと思いましたか?
大体ですが、1年ぐらいはかかってしまうんですね。
それではもう少し、具体的に全体の流れをご説明します。
契約までで4ヶ月
まず今現在、マイホームを欲しいと思っているあなたが、契約までにかかる期間は大体4ヶ月ほどです。
この4ヶ月には、これらの内容を考えていく必要があります。
- どんな家にしたいかの理想を固める
- 土地を探す
- 資料を請求したり、展示場を見に行く
- ローンの仮審査を通す
- 建築会社とプランニングを決めて見積もりと契約
一生に一度と言われるマイホームを決めるので、4ヶ月でも短い気がしてくるかもしれませんね。
工事期間6ヶ月
契約が完了したら、住宅工事が始まります。
木造なのか、鉄骨、コンクリート造なのかなど、工法によっても工期は変わってきますが、大体半年で住宅は完成するとザックリ思っていて間違いありません。
この期間は、建築会社に任せきりにせず、工事現場に行って実際に自分がこれから住む住宅の工事風景も見ておいた方がいいですね。
工事中の「今」の状態はその時でしかみることができません。
工事完成から入居まで1ヶ月
工事が完成するとあっという間に入居まで進みます。
なんとなくイメージ付くかもしれませんが、引っ越しの準備が必要となってきます。
ただし、賃貸の時と違い照明やカーテンなどといったものも一通り自分たちで準備する必要があります。
住宅メーカーによってはインテリア業者を紹介してくれるところもあるので利用してもいいでしょう。
ちなみに、斉藤家の場合照明やカーテンは、インテリアショップや住宅メーカーにある程度お願いしました。
食器棚や洗面所の棚などは自分で組み立てたり取り付けたりを引っ越しまでにやったのでなかなか大変だったのを覚えています…
外構工事があるとさらに入居まで長くなる
注文住宅の場合は家だけでなく、外構つまりお庭などのエクステリアも考えておかなければいけません。
家が完成しても家の周りは更地では「夢のマイホーム暮らし」とは程遠いものになってしまいますよね。
具体的な外構工事は以下の内容があります。
- 駐車スペースの土間コンクリート
- 敷地境界のブロック工事
- 庭の芝や庭木の植栽
- 門柱やインターホン、照明などがあれば
外構工事は入居してからでもやることができますが、工事のたびに車をどかしたり、家にいるのに外に職人さんがいたり、工事の音がうるさいなどあまりおすすめはできないです。
なるべくは、外構工事などの全ての工事が完了してから入居するのがいいでしょう。
注文住宅購入時の3パターン
注文住宅は土地を所有した上で住宅を建てます。
注文住宅を建てようとしている方は大きくは3パターンに分かれます。
- 土地と住宅をもともと所有していて、建て替えでの購入を検討している
- 土地も、住宅もセットで建築会社で購入を検討している
- 土地は既に決めていて、住宅をどこで建てるかを検討している
この3パターンになります。
それぞれの特徴を紹介して、今後のスケジュールを把握する上で参考にしてください。
建て替えでの新築計画
新しく建て替えで注文住宅を購入しようと思っている方は、新居の計画の前までにもやることがたくさんあります。
大きくは2つあります。
- 今住んでいる住宅の解体の段取り
- 新居ができるまでの仮住まいの手配
当然ですが、今住んでいる家から一度出て、解体をして更地にしなければ新居を建てることができません。
解体や仮住まいの準備は、手間だけでなく費用をもかかるので早い段階から、段取りや見積もりなどで金額を明確にしておいた方がいいでしょう。
土地と住宅を同じ会社から購入する
土地と住宅の契約がほぼ同時の場合は、一番スムーズな流れで進めることができます。
土地と住宅のローンを合わせて住宅会社を通して組むことができ、土地も一緒に契約した場合は割り引きが適用させることもあります。
実際に自分の自宅を建てた時の話ですが、我が家は土地と建物を同じ住宅メーカーで契約をしました。
その住宅メーカーでは土地から契約をしてくれると、地盤調査が会社負担で無料だったんです。
一般的な住宅に合う土地の規模の地盤調査の費用は5万〜10万円と言われています。
一緒に契約しただけで最大10万円が既に値引きになったということになります。
他にも、土地を自社で所有していたということで、土地と建物関係の契約やスケジュールを進めていくのも同時進行できるので非常に楽というメリットもあります。
土地と住宅を別会社で購入する
先程とは反対に土地と住宅を別々の会社で契約をした場合は、それぞれで契約をしたり、土地と建物でスケジュールを調整したりて手間が増えてしまいます。
住宅ローンは基本的に土地の購入だけでは組むことができません。
土地の購入代金をローンに入れるには、家を建てることを前提としなければいけないので、別々で契約をするとこのやり取りが少し大変です。
どうしてもここの土地が良い、ここの住宅メーカーで建てたいなど、こだわりがある場合を除いて、別々に契約をするのはよく考えた方がいいかもしれません。
注文住宅『現在〜入居』までのスケジュール
ここからより、具体的な内容を解説していきます。
漠然と「マイホームが欲しいな」、「注文住宅を建てたいな」と思っている今から、
入居するまでの流れ、スケジュールを解説していきます。
家づくりの全体の流れを掴むことは、今後の住宅購入にあたって大切な準備の一つです。
ぜひ、家づくりのスケジュール感を掴んでください。
入居までのスケジュール1:事前準備
まずは今から、一体何をしたらいいんだと思っている方へ、
家づくりの最初の一歩をお伝えします。
情報収集
ひとまず情報収集をしてみましょう。
情報を手に入れるのは今ではいろんな方法があります。
住宅情報誌や、広告、今ではSNSが発達してInstagramやこの記事のようにブログで詳しく解説している方も多くいます。
※ぼくもその中の一人です。
「いきなり住宅展示場に行くのは良くない」
このように解説をしている方もいますが、ぼくはガンガン行っていいと思います。
ぼくも実際にガンガン行ってました。
上手い住宅展示場の周り方は、長くなるのでまた別の記事に後日まとめようかなと思います。
最近だとビデオ通話での打ち合わせや無料相談を受けられるサービスがあります。
このようなサービスも利用してみるといいでしょう。
マイホームの希望をリスト化
ある程度情報を入手して、マイホームに関していろんな知識も増えてきたら、
自分たちはどんなマイホームにしたいのかをリスト化してみましょう。
リスト化することで、漠然としたイメージに具体性が出ます。
リストにした希望は優先順位を付けておくとより良いですね。
マイホームは全ての希望を入れるというのはほぼ不可能なので、何か諦めるポイントというのが出てきます。
その時に優先順位を付けておくと、何を取り入れて何を諦めるかが明確になります。
資産計画を立てる
マイホームの希望を叶えるためにも、資金はなるべく多い方がいいです。
ですが、資金を多くするということはローンの金額を増やして毎月の返済額が増えて返済に苦労してしまいます。
大体ローンの返済額は年収の3割前後と言われています。
今では共働きも増えたことにより、夫婦共有名義でのローンを組んで予算を増やすことができる家庭も増えました。
だからと言って、子供ができたら奥さんは仕事を続けるのか、子供は何人の予定か、などといったライフプランというのも大切になってきます。
「最長で35年間ローン返済を無理せず払っていける金額を考える」
というのがここでは大切なポイントになります。
入居までのスケジュール2:土地探し
ある程度の家づくりに対しての予備知識であったり、理想や予算の目安が掴めたら土地を探してみましょう。
土地は今住んでいる地域なのか、新しい地域にするのか、会社や学校までの距離、電車は特急や急行などは止まるのか?
病院、スーパー、コンビニなどが近くにあるか、近くに川があるか、地盤は弱いかなどといった災害へ警戒などこちらもチェック項目をまとめてら土地を探すといいでしょう。
ちなみに、我が家は旗竿地と言って奥まったところに建物を建てる変形地を選びました。
詳しくは下の記事を参考にしてください。
周辺環境のチェック
土地を購入するとき、土地の形など土地だけを見ていてはダメです。
どういうことかというと、その土地がどこにあるかを見る必要があります。
具体的にいうと、先ほどもお伝えした通り、
- 通勤、通学の経路の確認
- スーパーやコンビニがあるか、距離は遠くないか営業時間などの
- 病院があるか、距離は遠くないか、緊急時にはどの病院に行けばいいか
- 保育所、小中学校までの経路、歩道はあるか危険な道はないか
- 工場、ゲームセンターなどの悪臭、騒音の原因となる嫌悪施設はないか
- 過去の浸水歴や地盤が軟弱でないか
ざっと出しただけでもこれだけあります。
さらに細かいところまで出すとこの記事の終わりが見えなくなるのでここではこのぐらいの紹介にしておきます。
「安くて、良い土地がある!」というのは何かしらマイナスの理由があるはずなんです。
土地を探すときはしっかりとチェックポイントを決めて、見極めるというのが大切です。
土地の購入
自分たちの満足する土地を見つけることができたら、土地の契約になります。
契約前には一度契約内容をよく確認しておきましょう。
契約内容でポイントとなるのは主に以下のような点が上がります。
- 上下水道が通っているのか。
- 電気の引き込みはどこからうか。
- 建築条件がつくか
- 銀行などの抵当権がついていないか
- 近隣との境界が明確になっているか
- 前面道路は公道か私道か
契約に関してはわからないという点が多く出てきますが、気になるところがあれば積極的に聞いてみて、自分で調べて裏付けを取るなど確認がかなり大切になってきます。
「早くしないと他で売れてしまうよ」
などといった契約をい急がす、うたい文句に惑わされず、しっかりと内容を確認してから契約をしましょう。
土地を住宅ローンで買える?
住宅ローンは住宅を建てる時にか使うことができません。
当然ですが、土地の購入だけには住宅ローンが使えないんです。
では、土地は現金で払う必要があるのかというと、そんなことはありません。
ここはちゃんと、仕組みができており住宅を建てることを前提とした土地の契約にはローン組むことができるんです。
ローンを組むことができる会社によって色々と違いはありますが、ここでは住宅を建てるための土地の費用もローンで買うことができることだけ覚えておきましょう。
土地と住宅ローンの流れ【事前審査と本審査】
ローンには事前審査と本審査があります。
事前審査は簡単な審査で、おおよそでどのくらいまでの金額までならローンを組むことができるかなどを把握するのに利用します。
本審査はそのままで、ローンを組むことができるかといった審査ですね。
土地を購入するのは住宅を建てることを前提としなければいけないので、土地の契約では住宅のプランニングや、見積もりある程度決まっていないといけないのです。
住宅は土地がないと建てられないのに、土地の契約は住宅のプランが決まってないとできないなんて少し混乱しますね。
ここらへんの内容は少し複雑なので、担当の営業さんに流れを詳しく聞いてみると良いと思います。
このブログでも、ゆくゆくはもっと分かりやすく解説をしたいと思います。
入居までのスケジュール3:住宅メーカー、工務店探し
土地を決めたら、住宅を建ててくれる会社を探しましょう。
とはいっても、ここの流れは、
「土地を買う→家を建てる会社を決める」といった明確な手順を踏む必要はありません。
どういうことかいうと、土地を探しながら住宅メーカーを探してもいいし、住宅を建てる会社を決めて、その会社に土地を紹介してもらうという方法もあります。
つまり、通常は土地が先で建物が後ですが、土地が先か、家が先かといいうのは明確にはどちらでもいいということです
住宅会社に優先する希望は
住宅をお願いする会社を決めるといっても、住宅メーカーは全国に600社以上あるというデータもあります。
車を買うときはせいぜい4、5社から選ぶと思いますが、600社という選択肢があると逆に混乱してしまいます。
ここで最初に決めた「マイホームの希望をリスト化」したのが効いてきます。
住宅メーカーにはそれぞれ得意としている点が必ずあります。
木造でも、在来軸組工法、ツーバイフォー工法、パネル工法など、他にもデザインに強い、断熱性などの快適性が良い、耐震性が高いなど
自分たちの理想としているマイホームを建てるのが、得意な会社はどこかを探してみましょう。
住宅メーカーか工務店、建築家のどこにお願いするか
住宅を建てる会社といっても、一般的な住宅メーカーもあれば、地域に根付いた工務店、個性を強く出せる建築家などがあります。
どのような点を優先してお願いするか決めましょう。
展示場を端から回るのは効率が悪いので、LIFULL HOME’Sなどで無料相談を受けることで希望に合う住宅会社を紹介してくれます。
ぜひ利用してみるといいと思います。
相見積もりの検討も
見積もりを複数社から取ることを「相見積もり」と言います。
正式なプランニングを始める前に、ほとんどの場合がおおよその見積もりや間取り図をもらうことができます。
プランや見積りをもらうのは、複数の会社から見積もりを出すと良いでしょう。
一社だけだと見えてくないポイントが複数うの見積書、間取り図を見比べることで見えてくることがあります。
「お願いしたい会社の金額が少し高いな」と感じたら、「他社はこの価格で出してくれるけど、高くないですか?」と思いきって聞いても良いでしょう。
はっきりと聞くことで、高い理由や価格を抑えるポイントなどを教えてくれることがあります。
たとえば、他社は断熱性を下げて価格を下げているとか、無垢材を多く取り入れているので内装に費用が掛かるが、商品を変えれば下げることもできるよ。
などといった回答をもらえることもあるでしょう。
相見積もりを取り、見積もりの内容を深く探ってみると最初は見えてこない点がどんどん出てくるはずです。
入居までのスケジュール4:プランニング、見積もり
夢のマイホームをお願いするところが決まったら、ここからどんどん具体的な内容を決めていきます。
今の段階ではまだ契約をしていないので、契約までの内容を固めていきます。
詳細なプランの決定
相見積もりで一度ラフプランと見積もりを出してもらっていたとしても、再度プランニングと正式な見積もりを作っていく必要があります。
ここでの決めることは、最初のラフプランとは違い、かなり具体的な内容です。
それこそ、間取りだけでなく、
- 外壁や屋根の外装をどうするか
- 壁紙、床、扉といった内装材
- キッチン、お風呂などといった設備系
これらを一通り決めていきます。
ここのタイミングが具体的な内容がどんどん決まっていくので、家づくりで非常に楽しい期間かなとも思います。
夫婦で色々検討したり、ショールームを行ってみたりと、やることもたくさんあるので休日の時間の確保も必要となってきます。
資金計画の確認
プランが具体的に決まってくると、契約金額の総額が決まってきます。
ここまでくると毎月の返済金額の目処も付いてきます。
最初の頃、予算に関して検討しているはずなので、契約前に無理のない返済プランになっているか再度確認しましょう。
よくあるのが、当初の概算の見積もりより、オプションが増えて元の資金計画よりオーバーするなんてこともあるので気をつけてください。
注文住宅入居までのスケジュール5:契約
建築請負契約を結ぶ
プランや契約金額、資金計画がまとまったら住宅会社と契約を結びます。
このとき、会社によってプランがどこまで決まっているか多少違いもあります。
契約後でも、一部プラン変更をすることができたり、外装、内装、設備の色決定は契約後に決めているという流れもよくあります。
ローンの本審査を受ける
住宅会社と契約を結んだら住宅ローンの本審査を受けます。
仮審査が通っても、本審査で落ちることは0ではないらしいです。
もし、家族に審査を受ける上でマイナスになる点があるのであれば、事前に担当の営業などに相談をしておきましょう。
入居までのスケジュール6:住宅工事スタート
ここからは本格的に住宅工事が始まります。
まずは住宅本体の工事前に、地盤調査を行い、土地の地盤が強いか軟弱なのかを調べます。
弱い地盤の場合は、地盤改良工事が必要になるので追加で費用が掛かることも。
地鎮祭
住宅工事が始まる前に、地鎮祭を行います。
地鎮祭とは、工事が無事に終わるように安全を祈願する儀式のことで、古くからの慣習です。
地鎮祭は必ずしもやる必要はありませんが、ほとんどの場合行う方が多いと思います。
地鎮祭が終わったら基礎工事から住宅工事が始まります。
上棟式
工事が進み、骨組みを組み上げる上棟工事(棟上げともいう)が完了すると、上棟式を行います。
最近では上棟式を行わないケースも非常に多くなっていたり、簡易的に「略式上棟式」としたりする場合もあります。
地鎮祭も上棟式も今のタイミングで深く知ろうとしなくても、事前に担当の営業より案内があるはずなので特にここは心配する必要はありません。
中間立ち会い
中間立ち会いをやるかは住宅会社によりますが、大体の場合工事が進み、おおよその間取りのイメージが付くタイミングで立ち会いをすることが多いです。
自分たちが途中までの工事進捗を見て、プラン通りに工事が進んでいるかや、コンセントやスイッチなどの位置を確認して使いにくい点がないかなど確認します。
家具などを新しく購入する場合はこのタイミングで、大きさはイメージを確認しておくと良いでしょう。
竣工立ち会い、検査
家が完成したら、立ち会いと施主による竣工検査を行います。
立ち会いは主に現場監督から設備の説明や注意点などあります。
竣工検査は、プラン通りに自宅が完成したかは当然ですが、窓やドアの開閉がスムーズかや、床の傾きがないか、壁や床に傷凹み、隙間がないかなどをチェックします。
大きな欠陥は建築基準法や保証で直してくれますが、入居してから気づいた傷などは検査後は直してくれないこともあるので、事前にチェックリストを作っておくなど準備をしておくといいでしょう。
入居までのスケジュール7:マイホーム完成〜入居
ここまで来たら入居まではあっという間です。
自分たちでいろんな業者に手配等をしなければいけないので、忙しくなるタイミングでもあります。
引き渡し、住宅ローン実行
まずは、竣工検査が終わって、指摘箇所が修繕されれば引き渡しになります。引き渡しを受けると、自宅の鍵を受け取り予約マイホームが自分のものとなります。
ここまで約1年の長い家づくりが終了となります。
引き渡しのタイミングで、住宅ローンが始まります。
これから夢のマイホーム暮らしと同時に、ローンの支払いも計画的に行なっていかなければいけません。
引っ越し
ここで引き渡しを受けても、マイホームに入居するのはまだ少し早いです。
引き渡しを受けても、自宅の中は何にもありません!
これから、引っ越し等々を行なっていきます。
入居までにやることを、ざっと上げてみると、
- 引っ越し業者の手配
- 家具、家電の購入、組み立て
- 入居前の新居の清掃
- 電気、水道、ガスの手配
他にも色々細かいやるべきことがあります。
引き渡し日が確定したら、できることはなるべく早くからこなしていき、入居前後バタバタしないようにしたほうがいいでしょう。
我が家の場合は、担当の営業にお願いしていたエアコンの移設業者の手配を営業が漏らしていて、賃貸の解約日直前に業者が外しに来るというハプニングもありました…
注文住宅の購入は入居までが長い
ここまで、ざっと注文住宅でマイホームを検討している方向けに、家づくりの全体の流れを紹介しました。
いかがでしょうか?思ったよりやることが多いなと思ったのではないでしょうか。
でも、これは自分たちで全てやることはほとんどなく、大体が担当の営業さんが教えてくれます。正直家づくりは営業マンとの相性が大切だったりもします。
とは言っても、仕事が忙しい方もいれば休日は、展示場に行ったり打ち合わせに時間を費やすのはちょっとな。
と思っている方もいるでしょう。
そのような方へおすすめの方法が『LIFULL HOME’S【住まいの窓口】への相談』になります。
LIFULL HOME’Sを利用して楽して情報収集しよう
LIFULL HOME’Sを利用すると、家づくりの進め方や注意点を無料で教えてくれたり、ビデオ通話での相談も可能なので、不要な外出を極力減らすこともできます。
まず家づくりで始めるのが情報収集です。
展示場に行ってもいいし、情報誌やブログなどを見てみるのもいいとお伝えしました。
しかし、これらをあちこちから知れべていくのは正直時間かかります。
一生に一度のマイホーム!
時間をかけてしっかりと考えていく。
これが理想かもしれません。
ですが、仕事が忙しく平日ゆっくり調べることができない、休日はゆっくりしたい、趣味に時間を使いたい、必ずしもマイホームに時間を費やすことができる家庭ばかりではないはずです。
そんな時こそLIFULL HOME’S【住まいの窓口】への相談を利用しましょう。
LIFULL HOME’Sを利用するメリット
- アドバイザーが家づくりの進め方を丁寧に教えてくれる
- 希望にあった住宅会社を紹介してくれる
- ビデオ通話を利用して自宅で進めることができる。
LIFULL HOME’Sを利用すれば上記のようなメリットがあります。
アドバイザーが付くので、自分たちで闇雲に色々調べる必要がなくなり、理想が固まれば希望するマイホームに合う会社を紹介してくれます。
正直自分もやったことありますが、住宅展示場で見て回るのって想像以上に時間と体力が必要です。
展示場を見たいだけ、資料が欲しいだけでも営業さんと慣れない会話をしたり、案内を受けているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいます。
だからこそ、事前に何社かを紹介してもらうと会社選びがかなり楽になります。
そして、ビデオ通話ができるのはかなりありがたいと思っています。
通常打ち合わせをするだけで、休日の半日を空けておくなんてよくある話です。
ですが、ビデオ通話なら自宅でできるので、1〜2時間予定を空けておくだけです。
これはかなり打ち合わせの負担が減り楽ですよね。
今ではリモートワークも進んできているのもあり、ビデオ通話に抵抗がない方も多いのではないでしょうか?
そのような方はビデオ通話を取り入れてみるといいと思います。
まとめ:注文住宅の『現在〜入居』までのスケジュール
この記事では、住宅購入を検討している方向けに「注文住宅」の家づくりの流れを紹介しました。
ここで再度おさらいをすると、下記のような手順となります。
- 事前準備
- 土地探し
- 住宅メーカー、工務店探し
- プランニング、見積もり
- 契約
- 住宅工事着工
- マイホーム完成〜入居
まずは、どんな家にしたいか、資金はどのくらい余裕があるかの事前準備をして、土地や住宅会社を探します。
プランニングや見積りを打ち合わせてまとめていき、契約を交わしましょう。
このとき、住宅ローンの事前審査や本審査なども並行して進めていきます。
住宅工事が始まったり地鎮祭や上棟式、立ち会い等があって引き渡しです。
引き渡し後は引っ越し、家具、家電の手配などやることがたくさんあるので忙しくなります。
ざっとこれが、マイホームが欲しいと思っている今から新居への入居までの流れになります。
この家づくりの期間が大体で8〜15ヶ月かかるということでした。
この記事を参考になんとなくでも家づくりの全体像を掴むことができ、少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
家づくりが大変そうだ、時間が取れない!
と思った方はひとまず、LIFULL HOME’S【住まいの窓口】へ相談で、店舗予約もしくはビデオ通話での相談を受けてみるといいと思います。
こちらの相談は全て無料なので気軽に問い合わせしてみるといいでしょう。
DIY初心者向けにインスタグラムやっています
最後に、齋藤は普段木工職人として本職で働きながら、ブログやWebライター業をしています。
それ以外にも、最近ではInstagramに力を入れており、
木工DIY、日曜大工をこれからDITYを始めたい、始めたばかり方向けにわかりやすく、やりか作り方を毎週月、水、金曜日の朝7:00に投稿しています。
ありがたいことに、学生や女性の方もフォロワーに多く参考にしてくれています。
「マイホームを作ったら自宅でDIYをしたいな」
このようにお考えの方がいましたら、ぜひInstagramに遊びに来てください!
フォローしてくれると嬉しいです。
ブログからきましたと言ってれると、もうなんでも質問答えます!!
それでは、良い家づくりを願っております。
インスタアカウント→Naoto@木工DIYアドバイザー