こんにちは、題名に自分でオシャレなんて付けちゃってるなおっぺです@naoppeman
今回は新居の紹介シリーズです。
5月のゴールデンウィークに引き渡しを受けて2カ月ほど経ちました。
これまでにも新居の紹介をしてきましたが、今回は洗面所をご紹介したいと思います。
洗面所の大きさ
我が家の新居の洗面所の大きさですが、平米にすると5.76㎡で3.2帖ほどの大きさです。
おそらくですが、一般的な分譲住宅などの洗面所に比べたら一回り程は大きいというぐらいの大きさです。
洗面所の間取り図公開
まずは説明をしていく前に間取りが分かるように平面図を見ていただければと思います。
間取りを説明すると、廊下から引き戸を開けて洗面所になります。
やや長方形の形となっています。
入って右が洗濯機置き場。
左が階段下収納。
奥が洗面化粧台とお風呂となっています。
おそらく、気になるところといえば下地合板というあまり見慣れない記載がされています。
少し住宅に詳しい方なら気づくかもしれませんが、ここは私が自分で棚を設置するためにビスが効くようにメーカーに下地だけ入れておいてもらったところです。
では詳しくは順々に解説していきます。
洗面所の収納の工夫は
まず、洗面でこだわりたかったところの1つに収納力があります。
せっかくの新居なのに荷物や服など置くスペースがないとか、ものが増えてきてぐじゃぐじゃになってしまうのは嫌だったので、多いくらいの収納力を考えていました。
そこで収納力を上げる工夫を説明していきます。
洗面所正面の収納スペース
図面に書いてある入って正面のスペースですここには4段の棚を設置して大規模な収納力となるスペースを確保しました。
衣装ケースで服の分別
こちらは高さが変更できる4段の棚になっています。
奥行が40㎝で長さが165㎝ぐらいです。
ここに嫁が無印良品かどこかで揃えて購入した衣装ケースを設置しました。
下の段が嫁のもの
その上が私のもの
さらにその上がタオル等となっています。
今のところ一段上の段は特に使用していません。
稼働する棚なので収納するケースに合わせて高さの調整ができるのがいいですね。
また、衣装ケースを使い分けてしまうことで生活感が出にくい工夫もされているのでスッキリしていていいと思ってます。
靴下、下着などは洗面所にまとめる
これは嫁の案だったのですが、靴下や下着、部屋着、仕事着などは洗面所にまとめました。
2階のクローゼットには遊び行くときなどに着る私服のみです。
こうすることによって、平日の朝は2階や1階へドタバタ上がり下がりする必要がありません。
これは非常にナイスアイデアでした。
また、我が家は1階に洗濯ものは干していますが、洗濯して畳んだものを2階へ持ってく量が減るのでこれもかなり楽になります。
ロールスクリーンで来客時は目隠し
これだけの大きさで収納を取ったので来客時にこのままにしておくのはちょっと嫌だったので、ロールスクリーンを付けるように事前に考えていました。
このように、洗面所の一部分を折り上げることで、普段スクリーンを上げているときは目立たない工夫をしています。
そして、来客時にはこのようにロールスクリーンを下げれば、全く収納を見せることなく目隠しとなります。
今のところ気の許せる友人や親ぐらいしかまだ来てないのでほとんどこのロールスクリーンは下がっておりません……
来客が少ない家庭はいらない機能かもしれませんね。
もし、この案を取り入れたいという場合は、工事中に天井を折り上げる必要があるので、事前に住宅メーカーへお伝えしましょう。
ロールスクリーンを取り付けている折り上げ式のカーテンボックスに関して工事中にも紹介しています。
一緒に見てみてください。
ちなみにこちらのロールスクリーンはネットで購入しました。
幅や長さ他オーダーできて家具屋で購入するより安く購入できました。
棚の取り付けに関して
こちらの棚の金具は、スガツネというメーカーの棚柱、受け材を使用しました。
詳しくはこちら
そして棚板はホームセンターで購入したヒノキの集成材です。
普段ホームセンターにはパインや赤松などしか売っていないのですが、栃木に住んでいる人ならわかると思いますが、ホームセンターの王者ジョイフル本田に行ったら、ヒノキや杉などの集成材が910mm×1820mmのサイズで売っていたのです。
こちらを現場で採寸してホームセンターでカットしてもらって取り付けました。
ヒノキは、ヒノキ風呂というのがあるだけ、パインとかよりも調湿性に優れているのでヒノキを見つけることができて非常に良かったです。
またヒノキの雰囲気が洗面所を木のナチュラルな空間にしてくれております。
さらに詳しく
棚板に関してさらに詳しく専門的に解説します。
まず、棚板のカットはホームセンターでお願いしましたが、細かい加工は自分でやりました。
その1つが棚の溝加工です。
スガツネの棚受けが350mm用しかなく、我が家は奥行400mmの棚板が欲しかったのです。
棚受けには落下防止のため棚受けの先端が上に上がっているため、今回はこの上がっている爪部分に合わせて溝を加工しました。
加工はトリマーという工具を使用して溝を加工しました。
それと、ただホームセンターにカットして溝加工だけだと角など鋭く危ないです。
なので、角を全て面取りしました。
これも、トリマーを使用し細かいところはヤスリで処理しました。
さらに最後に自然塗料のクリアで塗装をしてやっと完成です。
新居の引き渡し早々こんなことばっかりやっていました。
正直メチャメチャ疲れました……
洗濯機上収納
新居をお考えの方へ洗濯機の上は絶対に事前に考えておいた方がいいです。
どうせマイホームを買うなら、後から組み立て式の棚でなく作り付けなどで作成した方がデザインで全然違います。
我が家の場合先ほど紹介した棚の小さいバージョンで洗濯機上に設置しました。
こちらは2段の棚です。
主に洗濯機で使用する洗剤などを置いてあります。
基本的に洗濯機の上に何かものを載せたくはなかったので、この棚があることで洗剤を取りやすく非常に便利です。
こちらの棚は奥行が30㎝なので、先ほどとは違って溝加工をせずに棚は設置しています。
階段下収納の充実
我が家には階段下収納が2か所あります。
1か所は洗面、もう1か所は廊下です。
これは収納力を少しでも多くしたかったので階段下のデットスペースを最大限に活用しています。
また、物が置きにくくなってもいいので少しでも広くスペースを確保しました。
こちらが洗面所階段下収納です。
奥行1mはあると思いますが、全く整理しきれていません。
せっかくのスペースを全然効率よく使っておらず全部床置きです。
こちらは廊下側の階段下収納です。
こっちはまだ棚が置いてあるので何となく整理されてる感があります。
また、こちらにはもともと充電式の掃除機を置く予定だったのでコンセントが1か所付けてあります。
よく見ると写真の下側にあるのが充電器ですね。
打ち合わせ時に収納内のコンセントなどは忘れがちなので要注意です。
床下収納は設置位置に注意を
一応床下収納が洗面正面の棚の下に付いてます。
これは全く使用していません。
でも、アフター工事や点検などで使用するので無くてはならないものです。
これで重要なのが床下収納の位置です。
我が家の床下収納の位置を再度見てみましょう。
洗面所の中でも端の方にあります。
おそらくこのことは工事中の記事にも書いたことですが、一般的に床下収納の位置でよくありがちなのが、お風呂の入り口の前や洗面化粧台の前などです。
なぜかというと、使いやすさと工事中の点検が楽だから。
しかし、この床下収納は非常に邪魔です。
今では珪藻土マットなど布系より硬いマットが流行っていますが、床下収納の上に設置するとガタガタします。
また、歩いているときにこの小さな段差がストレスです。
なので、我が家は邪魔にならない棚の下に打ち合わせ時に指定したということです。
端に設置したことで歩くスペースに収納庫がなくスッキリしています。
ウッドワンの洗面化粧台
ここからは洗面化粧台に関してです。
以前打ち合わせ時に洗面化粧台に関してのこだわりを書いた記事があります。
我が家の洗面化粧台はウッドワンのオープンタイプという洗面化粧台です。
これがとてもオシャレで気に入っています。
なかなか全景が映らないのでこの程度の写真になってしまいました。
我が家は絶対によくあるシステム洗面が嫌だったのです。
かつ広くしたかった、ということでこちらは長さ150㎝ある洗面台になっています。
この広さを確保したかったのは朝の準備の為です。
我が家は共働きで家を出る時間も夫婦一緒なので準備が重なります。
また、子供ができたらバタバタは確実です。
これだけのスペースがあれば1人は流しを使用して他の人は隣で化粧など準備ができます。
鏡を大きく
2人並んで準備ができるようにミラーはウッドワンの中でも大きい方を選びました。
この大きさがあれば並んで準備しても全然苦になりません。
ウッドワンの洗面台の収納に工夫を
システム洗面台はミラーの裏や流しの下などで工夫されて収納力があります。
しかし我が家のようにデザインを優先する化粧台は収納力に劣るところがあります。
なので、ここはアイデアと工夫で乗り切ります。
まず、オプションで下に収納を追加しました。
上段は引き出しタイプ、下段が開きタイプの収納を設置しました。
このようにドライヤーなどをちゃんとしまえています。
ドライヤーなど生活感が出るものは見せたくなかったのでこの収納は付けて正解でした。
そして、洗面台なので歯ブラシや化粧品、コンタクトレンズなどですが、
こちらは化粧台の脇に袖壁を設置してその中に作り付けの棚を2段設置しました。
これがまた作って正解でした。
これがないとせっかくの洗面台の上がごじゃごじゃしてたのは間違いないです。
この棚のおかげで化粧台の上がすっきりして使用できています。
ウッドワンの洗面台は材質にも注目してほしい
以前の記事でも紹介しましたが、この化粧台のはウッドワンの材質がオークのタイプになります。
我が家はリビングなどでは黒っぽいウォールナットなどをメインとしていますが、洗面所は明るい雰囲気の方がいいということでオークにしました。
そして、細かい工夫ですが洗面脇の作り付けの棚ですが、実はこちらもオークを使用しています。
これは何と・・・
私が会社で加工した自作を施主支給という形で取り付けてもらったものなんです。
同じ材種で作ったのでいい感じに合っているので非常に良かったです。
これが、よくあるシート巻きの建材を使用されていたらちょっとカッコ悪かったところです。
ウッドワンの化粧台の注意点
ウッドワンのオープンタイプの化粧台はシステム化粧台と違って照明やコンセントは付いていません。
なので設計段階で付けてもらわないといけないのです。
こちらはカウンターの少し上に来るように合わせて付けてもらったコンセント
こちらが洗面化粧台用の照明です。
本当は壁付けでオシャレなブラケットライトを付けたかったのですが、
化粧台上に天井付けのサッシを設置したのでダウンライトにしました。
洗面所の窓の工夫
洗面所って壁を収納にしたり、洗濯機や化粧台を置いたりとなかなか窓が付けられない傾向にあります。
そんな時にお勧めなのが天井付の窓です。
洗面所はプライバシー的なところであまり窓を開けたくない部屋だと思います。
しかし、換気は特に気にする部屋でもあります。
そんな時には天井付けがお勧めです。
我が家の場合は洗面化粧台の上部にこのような窓を設置しました。
この高さだと窓を開けても視線を気にすることは一切ありません。
天井付けの窓の開け方
天井付けの場合手が届かないので開け方に工夫があります。
だいたいはチェーン式でじゃらじゃら回して開けるか、我が家のように開閉棒を使用して開けるかの2通りです。
チェーン式は楽ですが、あのチェーンが邪魔なのと、頻繁に開け閉めをするわけではないので、開閉棒を使用して開けるタイプにしました。
私としてはこちらの方が使用していない時はチェーンがなくスッキリしているのでお勧めです。
ちなみに開けるとこのように上が開くタイプです。
網戸は外側に付いてるのでご安心を。
天井付け窓のメリット
天井付けの窓のメリットは部屋への明り取りとして優れている点にもあります。
外からの採光は足元より上部に設置する方が部屋全体を明るくしてくれます。
また、縦長より横長の方が部屋全体を明るく照らしてくれます。
なので、天井付けで横長の窓にすると部屋が明るくなりやすいという点でも非常にいいのです。
一応これでもちゃんと建築士の資格は持ってるのでこのような知識ぐらいはあります!!
二級ですがね……
他の工夫
ここまでどかどかっといろいろ紹介してきましたが、
他の細かいところも紹介していこうと思います。
室内物干し:ホスクリーン
洗面所には2本の室内物干しを設置しています。
ちゃんと雨が降った時も考えているんです。
こちらはホスクリーンという商品で使用しない時はこのように竿部分を外しておけば目立たないのでお勧め商品です。
洗面化粧台のタオル掛け
ウッドワンの化粧台にはタオル掛けがありません。
なので、自分で考える必要があります。
我が家の場合はこのようなアイアンテイストのタオル掛けを設置しました。
今ではホームセンターでもいいの売っているので探してみるといいかもしれません。
私はジョイフル本田で買いました!
フローリングはEIDAIリアルフィニッシュアトム
もしかしたら、気になる方もいるかもしれないのでご紹介しておきます。
洗面所のフローリングはEIDAIのリアルフィニッシュアトム 石目柄のカラーがセルべジャンテです。
なぜこの色にしたかというと、全く覚えていません。
というのも特にこだわってなかったので。
住宅メーカーの標準がリアルフィニッシュアトム石目柄だったので、じゃあこれでいいんじゃんぐらいだったと思います。
こだわらないところは全く記憶にもないのです……
こちらのフローリングはトイレにも使用しております。
詳しくは下の記事で紹介していますので一緒に見てみてください。
せっかくなので椅子も置いておきました
洗面化粧台もある程度の広さがあるしということで椅子を置いてみました
何が言いたいかというとこれも私の手作りですということ!
この椅子のポイントは嫁の大きなお尻がフィットするように座面を大きくして、お尻に合わせて丁寧に曲線を付けているところです。
ちなみにこれの材種はタモ材です。
新居の洗面所を紹介:まとめ
洗面所は生活感が出やすい部屋でもありますが、工夫次第で生活感をなくすことも可能でむしろオシャレにする可能性がたくさんあります。
正直お金を掛けにくい空間かもしれませんが、せめて収納力は工夫するべきかと思います。
今回紹介した洗濯機上の収納や、室内物干しなどもその1つです。
また、洗面所は常にいる空間ではないですが、朝などではバタバタしがちな空間です。
なので、これから新居を考えていく方には住んでからの実際の朝の行動パターンを想像してみるのもいいと思います。
我が家はその結果洗面に作業着などを置くことにして、洗面台を広くしたということですが。